リトアニア国内における新型コロナウイルス感染者等の状況(11月17日)

●11月16日付、リトアニア国内の新規感染者は、2,151人で高い数字となっています。

●11月16日付、リトアニアは、人口100万人あたりの感染者数が810.72、死亡者数も10.62とEU内でも高い数字となっております(出展:Our World in Data)。

1 リトアニア国内における感染者等(11月16日)

新規感染者:計2,151名(先週9日:3,028名)

累計感染者:計448,304名

16日付死亡者:計19名(先週9日:30名)

累計死亡者:計6,405名(先週比:+236名)

注意:感染者数等は政府公式HP等で発表されたものですが、後に変更されることもあります。

2 報道内容

・15日、ドゥルキース保健大臣は、懸念されていた10月末から11月初めにかけての連休明けの感染者急増は避けることができたとの見方を示しました。また、状況改善とまではいかないが、安定の兆しは見られるとし、感染がピークを迎えた可能性があると述べました。この先1週間は、秋休み後の通学再開がどのように影響するか、状況を注視する必要があるとしています。この他、35歳から65歳の約9割が、ワクチン接種や既感染で抗体を有していると述べました。

・16日、国立社会保健センターは、1週間でクラスター登録件数が約25%減少したと発表しました。これで2週連続の減少となったものの、状況が本当に改善してきているのかどうかは、今後更に数週間様子を見ないと判断できないとしています。全ての分野においてクラスター件数は減少傾向にありますが、中でも教育機関では前週に比べて約35%と大きく減少しました。

・17日、保健省は、ブースター接種の時期をこれまでの「最終接種日から6か月経過」から「4か月経過」に早める決定を行いました。Comirnaty(ファイザー)、Spikevax(モデルナ)、Vaxzevria(アストラゼネカ)のワクチンを接種してから4か月を経過した人にはComirnatyを、6か月を経過した人にはSpikevaxの半分の用量を接種し、Janssen(J&J)を接種してから4か月を経過した人にはComirnatyかJanssenを、6か月を経過した人にはSpikevaxの半分の用量を接種する方針としています。  

・11月16日付、リトアニアは、人口100万人あたりの感染者数が810.72、死亡者数も10.62とEU内でも高い数字となっております(出展:Our World in Data)。

【新型コロナ相談窓口】(1808)

在留邦人・旅行者の皆様に発熱と呼吸器系の症状が続くなど、新型コロナウイルスの感染が疑われる場合

ア コロナ相談窓口(午前8時から午後8時,英語可能)「1808」に電話をして状況を説明する。

イ 指示により病院に行く必要がある場合には、バスやタクシーの使用は出来ず,自家用車で行く必要がありますが、自家用車が無い場合、自治体が搬送することが義務づけられています。指示に従ってください。

ウ 検査後は、検査結果が出るまで自主隔離となります。陽性で入院の必要があると判断される場合には、救急車が来ます。

上記のようなドライブスルー検査を行っております。

詳しくは,

「こちら(https://www.lt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00030.html)」

をご覧ください。

ドライブスルー検査以外にも、有料ではありますが、私設のクリニックで検査を受けることもできます。なお、リトアニア国内では、日本語で受診できる病院はありません。

4 感染症の予防について

  基本的なことですが、以下の対策を続けることが重要です。

(1)石鹸やアルコール等を用い、定期的な手洗いを励行する。

(2)外出先から帰宅すれば、手洗いとうがいを徹底する。

(3)なるべく公共交通機関や人込みを避ける。

(4)咳や発熱の症状のある人との接触を避ける。

5 大使館からのお願い

在留邦人の皆様におかれましては、リトアニアに滞在しているご友人やご学友等で未だ在留届を提出していない方がいらっしゃれば、登録するようお声がけをお願いいたします。また、既に帰国された方は、下記URLから帰国届けの提出をお願いします。

【在留届及び「たびレジ」への登録のお願い】

 海外渡航前には,万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え、必ず在留届を提出してください。帰国届けも下記URLから行えます。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

 また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html 参照)

6 参考

(1)リトアニア政府コロナウイルス情報ページ(英語)

http://koronastop.lrv.lt/en/

(2)リトアニア外務省コロナウイルス情報ページ(英語)

https://urm.lt/default/en/important-covid19

(3)リトアニア外務省領事局ホームページ(リトアニア語)

http://keliauk.urm.lt/lt/pranesimai

(4)リトアニア保健省

http://sam.lrv.lt/en/

(5)リトアニア保健省所轄国立社会保健センター

http://nvsc.lrv.lt/en/

(6)外務省海外安全ホームページ(日本語)

https://www.anzen.mofa.go.jp/

(7)厚生労働省ホームページ(日本語)

https://www.mhlw.go.jp/index.html

【問合せ先】

リトアニア日本国大使館 Embassy of Japan in Lithuania

電話 +370 523 10462

FAX +370  523 10461

E-mail consular@vn.mofa.go.jp