1 6月6日、当地国家警察等は、犯罪の標的となりやすい高齢者に、最近の詐欺の手口を知ってもらうことを目的の一つとする啓発キャンペーンを再開することを発表しました。詳細は下記国家警察HPをご確認ください。
https://police.public.lu/fr/prevention/programmes-de-prevention/opgepasst.html
2 この発表によると、高齢者を標的にした詐欺は、ここ数か月で著しく増加しています(ただし、高齢者だけではありません)。犯罪者は、電話や電子メール、あるいは玄関先で被害者と接触し、被害者を動揺させて説得し貴重品や個人情報の提供をさせています。また、警察官等の公的機関の関係者を装ったり、被害者の家族と親しい人物を装ったりすることもあります(日本のオレオレ詐欺に似ています)。
警察は特に「衝撃的な内容の電話による詐欺・孫を装った詐欺」、「SMSや電子メールによる詐欺(フィッシング詐欺)」、「訪問詐欺」の3つの手口に注意を呼びかけています。
3 上記のような詐欺被害に遭わないために、以下の点にもご注意をお願いいたします。
・第三者に個人情報を知らせない。
・不審な電話やよく分からない電話を受けたときは、相手の電話番号を確認する。
・家族を装った電話の場合、改めて家族に内容を確認する。
・電話の内容が疑わしい場合は電話を切る。
・決して衝動的に決断しない。
・資産に関する情報を教えない。
・不審な電話を受けたら、警察に通報し、いかなる場合も犯人の要求に応じない。
・警察官等の公的機関を名乗る人物の信憑性に疑問がある場合は、警察署等に連絡する。
(お問い合わせ先)
在ルクセンブルク日本国大使館
TEL:(+352) 46 41 51 1
e-mail:consulate.embjapan@lx.mofa.go.jp