【重要】詐欺に対する注意喚起

●邦人の方が詐欺の被害に遭う事例が発生しています。

●具体的な事例や防止するための参考情報をお知らせしますので、個人情報や金銭などを要求された場合、詐欺の可能性が高いことを認識し、十分注意してください。

1. 詐欺の手口の例

 カルガリー中央図書館において、「財布を無くして困っている」などと話しかけ、親しくなったところで「知り合いからあなたの銀行口座宛にお金を振り込んでもらうので、それを引き出してほしい」と要求する手口の詐欺が発生しています。実際に邦人で被害に遭った方もいますので、以下リンク先の詳細をご確認のうえ、被害に遭うことのないよう十分注意してください。

https://newsroom.calgary.ca/warrant-issued-for-accused-fraudster/

2. 詐欺を防止するための行動

 警察によれば、最近、電話やSNS、メールを利用したカナダ政府機関を装った詐欺、フィッシング詐欺等も多発しており、以下の基本的な対応を呼びかけています。

・知らない電話番号には応対しない。

・家族や友人から金銭を要求する電話やメールを受け取った場合、必ず連絡者を名乗る家族、友人に再度事実確認をする。

・警察や政府機関からの連絡の場合、公式の電話番号へ連絡し、事実確認を行う。

・声が本人に似ているとしても、内容が緊急であったり、不自然な場合は疑う。

・騙されても恥ずかしいと考えずに、家族や友人等に共有する。

・もし被害に遭った場合、すぐに警察に通報する(警察に通報が入るとケース番号が発行され、詐欺専門チームやインターポールと情報が共有されるため、将来的な詐欺の防止に繋げることができる)。

 また、カナダ詐欺防止センターやカナダ政府のウェブサイトに最新の詐欺手口の具体例や詐欺被害に遭わないための方法が公開されていますので、ご活用ください。

・カナダ詐欺防止センター https://antifraudcentre-centreantifraude.ca/index-eng.htm

・カナダ政府 https://www.canada.ca/en/revenue-agency/campaigns/fraud-scams.html?utm_source=chatgpt.com

・カナダ歳入庁 https://www.canada.ca/en/revenue-agency/corporate/scams-fraud/recognize-scam.html

【お問合せ先】

カルガリー日本国総領事館領事班

電話:(403)294−0782、メールアドレス: consular@cl.mofa.go.jp

当館HP: http://www.calgary.ca.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html