安全情報【5月分】

【安全情報5月分】当地報道より、殺人、強盗事件や自然災害など、5月に報じられた皆様の安全に関わる情報の概要をお知らせしています。

サンホセ

「31歳男性、射殺される」(殺人事件)

 5月4日午後11時、レオンコルテス市で、31歳男性が車を運転中に複数の犯人から射殺された。

「走行中の車から発砲され、射殺される」(殺人事件)

 5月7日正午、サンホセ市パバスで、男性が10歳の息子と歩いていたところ、走行中の車から発砲され、病院に運ばれたが間もなく死亡した。息子にも銃弾が当たり、怪我を負った。

「34歳男性、射殺される」(殺人事件)

 5月10日午後7時半、サンホセ市パバスで、34歳男性が徒歩で近づいてきた男2人に射殺された。被害者は白タクシー運転手で、犯罪組織のメンバーでもないことから、警察は犯行動機について調べている。

「岡山公園で男性遺体発見」(殺人事件)

 5月14日午前0時半、サンホセ市サンフランシスコデドスリオスの岡山公園内で、男性遺体が発見された。被害者は公園内にいたところ、車でやって来た男性に背後から銃で撃たれた後死亡した模様。警察は付近の店舗に設置されている監視カメラの画像を調べる予定。

「男性の射殺遺体、焼死体が見つかる」(殺人事件)

 5月14日午前4時半、アラフエリタ市で、通行人が27歳男性の射殺遺体を発見した。警察によると、被害者が歩いていたところ、走行中の車から発砲を受け殺された模様。この事件の2日前には、現場から2キロ離れた場所で、別の男性の焼死体が発見されている。この2件の殺人事件の関連性について、警察が捜査を進めている。

「47歳男性、強盗犯に刺殺される」(殺人事件)

 5月18日午前3時、デサンパラトス市で、配車アプリの運転手(47歳男性)が客に襲われ刺殺された。強盗目的の犯行とみられる。2人は走行中にもみ合いになった模様で車は住宅にぶつかった。

「元恋人を26回刺して逃走」(殺人未遂事件)

 5月21日午後5時、モラビア市ラトゥリニダで、46歳男性と47歳女性が同棲していた家の中で口論になった。男性は家の外に出て女性が出てくるのを待ち構え、出てきたところを刃物で26回刺して逃走した。被害者は病院に運ばれたが重体。

「25歳男性、射殺される」(殺人事件)

 5月28日午前0時過ぎ、サンホセ市ラカルピオで、25歳男性が義父と口論となり家から出たところ、追いかけてきた義父の家族に背後から射殺された。犯人は逃走したが、身元は特定されている。

●リモン県

「43歳男性、射殺される」(殺人事件)

 5月5日午後9時、マティナ市で、43歳男性が射殺された。被害者は元囚人で自宅から車で出ようとしたところを徒歩で近づいてきた男性2人組に撃たれたという。

「44歳男性教師、麻薬密売で逮捕」(麻薬関連事件)

 5月5日夜、ポコシ市のミニスーパーで、44歳男性(体育教師)と恋人女性が麻薬密売容疑で逮捕された。

容疑者はミニスーパーで麻薬を販売していたという。

「40代男性、射殺される」(殺人事件)

5月6日午後2時、リモン市ボニータ海岸付近で、40代男性が車を運転中に射殺された。車はその後何かに衝突し、同乗者も怪我を負い病院に運ばれた。被害者の身元はまだわかっていない。

「32歳男性、射殺される」(殺人事件)

 5月8日午後7時半、リモン市で32歳男性が自宅のキッチンにいたところ、自宅の外から発砲され、射殺された。

「39歳男性、射殺される」(殺人事件)

 5月16日午後9時過ぎ、リモン市で発砲事件が起き、39歳男性が射殺され、女性1名が銃弾で怪我を負った。その3時間後、そこから7キロ離れた住宅で約20名の男性グループが壁や窓を撃ち、犯人はその家の中で身を潜めた。すぐに警察が駆け付けたが、銃の撃ち合いとなり、犯人2人が怪我をした。計27名を一時逮捕したがすぐに17名は釈放された。リモンの麻薬密売組織間の抗争によるものと警察は捜査している。

「47歳男性、射殺される」(殺人事件)

 5月21日夜、リモン市のミニスーパーに3人組の強盗犯が押し入った。店主である47歳中国人男性が逃走した犯人の跡を追ったところ、犯人に射殺された。

「26歳男性、射殺される」(殺人事件)

 5月22日午後11時、リモン市で、複数の男が26歳男性宅を訪れ、男性が自宅の外に出たところ、AK-47銃で体中を撃たれて殺された。報復目的の犯行とみて捜査を進めている。

「17歳男性、射殺される」(殺人事件)

 5月27日午後8時半、リモン市で、17歳男性が自転車を漕いでいたところ、徒歩で近づいてきた男に銃で6発撃たれ射殺された。

●プンタレナス県

「21歳男性、射殺される」(殺人事件)

 5月1日午後8時、パリータ市の道を歩いていた21歳男性が、走行中の車から発砲され、射殺された。

「77歳男性、射殺される」(殺人事件)

 5月3日、コトブルス市で、77歳男性が自宅にいたところ、男性2人組が自宅の中に入ってきて発砲し、射殺した。

「46歳パナマ人男性、射殺される」(殺人事件)

5月18日夜、ケポス市で46歳パナマ人男性が射殺された。近くにいた18歳男性にも銃弾が当たり怪我を負った。被害者のパナマ人男性は元囚人で現在もパナマで指名手配になっていたという。

「25歳男性、射殺される」(殺人事件)

 5月29日未明、パリータ市で、自宅にいた25歳男性が何者かに電話で呼び出され待ち合わせ場所に行ったところ、待ち伏せしていた複数の男性から射殺された。

「41歳男性、16歳男性、射殺される。」(殺人未遂事件)

 5月30日午後8時半、ケポス市の住宅に複数の覆面男が押し入り、中にいた男性漁師(41歳)を射殺した。この男性の妻の弟(16歳)は走って逃げたところ、背後から撃たれ射殺された。妻と娘2人(生後10ヶ月と4歳)は無事だった。

●アラフエラ県

「36歳男性、流れ弾にあたり死亡」(殺人事件)

5月4日午後10時20分、アラフエラ市トゥルカレスで、36歳男性が流れ弾に当たり死亡した。そこから300メートル離れた場所で、バイクに乗った男性2人組が路上にいた男性2人組を狙って発砲し、その2人は怪我を負ったという。

「36歳男性、自宅前で刺殺される。」(殺人事件)

5月5日午前4時半、アテアス市の路上で男性同士が喧嘩になり、36歳男性が刃物で刺されて殺された。事件は被害者宅の前で起きたという。

 

「70歳男性、夫婦喧嘩の末、心臓発作で死亡」(殺人事件)

 5月8日、ロスチレス市で、70歳男性が妻と口論になり、妻を刃物で刺して殺そうとした。警察が駆け付け、犯人が逃げようとしたところ、心臓発作で死亡した。妻は意識不明の重体。

「レストランでの車両強盗事件」(強盗事件)

 5月10日午前、ポアス市で、父親が経営するレストランに息子が車で到着したところ、男性5人組に脅され車から出され、後部座席に乗せられそうになったが、レストランにいた客と従業員が気付き大声を上げたため、犯人は車のみ奪って逃走した。車にはGPSが搭載されていたため、警察は間もなく犯人全員を逮捕した。

「車の中から計32キロのコカインが見つかる」(麻薬関連事件)

 5月24日夜、アラフエラ市ラグアシモの高級コンドミニアム内の住宅に麻薬が保管されており、その麻薬を横領しようと住宅に押し入った6人組が警察に逮捕された。

逮捕された6人は高級車で乗り付け、使用が禁止されている銃を所持していた。また車の中から、計32キロのコカインが発見され押収された。この6人は全員コスタリカ人だが、メキシコの犯罪グループに関与していると見られている。6人組のうち4人には前科が有り、犯人は他3名いたが逃げられてしまった。

●エレディア県

「30歳男性、射殺される」(殺人事件)

 5月11日午後10時、エレディア市グアラリの空き地で、30歳男性が射殺された。被害者は強盗の罪で服役していた過去がある。

「26歳男性、射殺される」(殺人事件)

 5月16日午後10時、サラピキ市で、自宅近くの道端で複数の友人といた26歳男性が、バイクに乗った2人組に射殺された。

マリファナの水栽培グループのリーダーは高齢者女性」(麻薬関連事件)

 5月23日、サンホセ、アラフエラ、エレディアの県内14カ所で同時家宅捜索が行われ、マリファナの水栽培をしていたグループのメンバー16名が逮捕された。リーダーはペルー人でコスタリカ帰化している67歳女性。息子と娘も逮捕された。今回逮捕されたリーダーは、2002年に人身売買グループのリーダーとして、逮捕されていた。

カルタゴ

「ガソリンスタンドでの強盗事件」(強盗事件)

 5月2日午前2時、カルタゴ市のガソリンスタンドに、男性5人組が四駆のトラックでやって来た。5人組は店員を銃で脅し、店の金庫と車を鎖で縛り付け、金庫を引っこ抜き、トラックの荷台へ乗せて逃走した。犯行時間は約3分と言われている。金庫には約1,600万コロンが入っていたという。

「31歳男性、射殺される」(殺人事件)

 5月7日午後5時50分、ラウニオン市のパン屋に、バイクでやって来た男性2人組が入り、店内にいたオーナーである31歳男性を拳銃で撃ち逃走した。被害者は病院に運ばれたが、間もなく死亡した。

「母親、射殺される」(殺人事件)

 5月14日午後10時、カルタゴ市へ引っ越し先の住宅を探していた男女が下見に行った帰りに、子供2人を迎えに行くために女性の母親宅に向かって歩いていたところ、バイクに乗った男性2人組に射殺された。

女性は死亡、男性は重体。男性は元囚人であった。

カルタゴの小学校でパソコンが盗まれる」(窃盗事件)

 5月24日未明、パライソ市の公立小学校に泥棒が入り、少なくとも50台のパソコンが盗まれた。他にも食料やスピーカーなども盗まれた。

「42歳ニカラグア人男性、射殺される」(殺人事件)

 5月26日夜、ラウニオン市で自宅から出た42歳男性(職業:警備員)が、バイクに乗った男性2人組に銃で撃たれ、射殺された。被害者はニカラグア人でコスタリカ帰化していた。

●グアナカステ県

「36歳男性、射殺される」(殺人事件)

 5月20日午前6時、サンタクルス市のブラジリト海岸付近を歩いていた36歳ニカラグア人男性に車が近づき、車から降りてきた男性に射殺された。

「45歳ニカラグア人男性、刺殺される」(殺人事件)

 5月21日午後10時、リベリア市で、45歳ニカラグア人男性が喧嘩相手に刃物で刺され殺された。

「DVの通報に出動した警察、コカインを発見」(麻薬関連事件)

 5月25日午後6時、リベリア市で、DVの通報を受けた警察がある住宅を訪れたところ、家の中から4キロのコカインを発見した。34歳男性が逮捕された。

「39歳男性、射殺される」(殺人事件)

 5月25日午後8時半、サンタクルス市のミニスーパーに覆面強盗犯6人組が押し入ったが、店主である39歳男性が犯人グループに抵抗したため、銃で撃たれ射殺された。

●その他

「治安情勢について」 

・今年5月末までの全国の殺人事件件数は372件。エレディア県は一番少なく21件だが、昨年度全体のエレディア県の殺人事件は21件で、今年は5ヶ月間で昨年1年間と同じ件数となっている。

・今年の1月1日から5月4日までの期間に、未成年13人が銃で撃たれ殺されている。殺されているのは全員男性で、報復目的の殺人が10件、残り3件の犯行動機は喧嘩、DV、動機不明であった。報復目的の殺人の10件の内1件の被害者は8歳男児で、流れ弾に当たって死亡している。

昨年の未成年殺人事件は19件で、今年は4ヶ月間で昨年の件数の約7割に達した計算となる。

専門家によると、未成年対応政策が不十分で、家庭問題、教育不足、娯楽やスポーツ施設の不足が社会問題になっており、組織犯罪に関与する未成年が増えているという。

【お問い合わせ先】

コスタリカ日本国大使館 領事班

Tel:(506)2232-1255 Fax:(506)2231-3140

E-mail:japon-consulado@sj.mofa.go.jp

URL:https://www.cr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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