イスタンブールにおけるスリ被害への注意喚起

●5月中旬、当館付近の路上において、在留邦人がスマートフォンのスリ被害に遭う事案が発生しました。

●貴重品は肌身から離さず、常に周囲に注意を払うようにしてください。

1 5月中旬、イスタンブール市シシリ区ブユクデレ大通りの路上(当館付近)を徒歩にて移動中、リュックに入れていたスマートフォンのスリ被害に遭う事案が発生しました。

 具体的には、午後7時ごろにリュックを背負って路上を移動中に、リュックのファスナーを開けられ、中のスマートフォンを盗まれたものです。

 この時、被害者は極端に近づいている人物に違和感を感じ、直後にリュックを確認して盗難に気づいたものの、ファスナーを開けられた時点では気づかなかったとのことです。

 まだ明るい時間帯にもかかわらず、犯人は堂々と犯行に及んでいることから、相当手慣れていると思われます。

2 過去にはシシリーメジディエキョイ駅付近やスルタン・アフメット地区(旧市街)、タクシム地区の路上の他、地下鉄車内においても、同様に邦人がスリや置き引き被害に遭っております。

3 つきましては、イスタンブール市内を公共交通機関や徒歩で移動する際には、次の点に特に留意の上、周囲に警戒を怠らないようにしてください。

(1)外出する際は、時間を問わず、周辺への注意を怠らず、できるだけ貴重品は持ち歩かないようにする。持ち歩く際にも、衣服のポケットには貴重品を入れず、鞄の奥など、すぐに取り出せない場所にしまい、体の前方に保持する等の対策を行う。

(2)リュックサックは背負った状態では背面に注意しにくいため、リュックサックに貴重品は入れない、入れる場合は必ず体の前方に保持する、不必要なカードは持ち歩かず、財布とカードを分散して保持する等、注意を払う。

(3)「犯人は、外国人など目星をつけてターゲットの隙を狙っている」ことに留意し、地下鉄やバス車内、路上を歩行中には鞄や携帯電話など所持品に常に注意を払う。

2023年5月18日

イスタンブール日本国総領事館

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