メッセ期間中の盗難被害にご注意ください

●11月15日(月)から18日(木)までの間、デュッセルドルフ市内メッセ会場で国際医療機器見本市「МEDICA」の開催が予定されており、多くの来場者が見込まれます。これに伴い、会場及びその周辺、公共交通機関、ホテル等でスリ・置き引き等の盗難被害の発生が予想されますので、旅券や貴重品の管理には十分にご注意ください。

1.11月15日(月)から18日(木)までの間、デュッセルドルフ市内メッセ会場(住所:Messeplatz, 40474 Duesseldorf)おいて国際医療機器見本市「MEDICA」の開催が予定されており、多くの来場者が見込まれます。

2.大規模なメッセはスリ等にとって格好の稼ぎ時と認識されており、出展者や訪問客をターゲットに旅券や貴重品のスリ・置き引きの被害が多発する傾向にあります。過去には、

●メッセ会場やホテルでの商談・打ち合わせ中、レストランでの会食中等において、近くの席や足下に置いていた鞄が盗まれた

●メッセの出展ブース内に置いておいた鞄等が、一瞬目を離した隙に盗まれた

●移動中のホームや列車内で突然声を掛けられたり、歩道上で道を尋ねられたため教示している間に、注意が逸れてしまい、鞄や貴重品を持ち逃げされた

●市内で偽警察官に声を掛けられ、財布から現金だけを抜き取られた

等の被害が確認されています。

3.スリ・置き引き事案に関する防犯上の主な留意事項は、以下のとおりです。

●常に貴重品に意識を向けること(定期的に、自身で触って、見て確認を)。

●ズボンの後ろポケット、鞄の外ポケット等、死角となる位置に貴重品を保管しないこと。

●貴重品を鞄に入れることは避け、可能な限り肌身離さず携行すること。

●鞄の口は必ず閉めておくこと。特に、買い物や食事中に鞄類を椅子等に掛けることは控え、これらを置いたままその場を離れないこと。

●見知らぬ者から声を掛けられる、妙に接近されるなどしたときは、警戒心を高めること(当該見知らぬ者が窃盗犯であった場合、声を掛けてきた時点から犯行が始まっているという意識が重要)。

●多額の現金を持ち歩かないこと。

4.ご自身で貴重品の管理を万全にしていただくとともに、特にメッセ出展者、来場者の方におかれましては、他の本件関係者に対して注意を呼び掛けていただくようお願いいたします。

なお、旅券を紛失された場合、再発行には一定の時間を要します。以降の旅程や帰国日程の変更を余儀なくされる場合もありますので、十分ご注意ください。万一、被害に遭われた際は、至急、最寄りの警察署に届け出ると共に、当館までご連絡ください。

<参考>

NRW州警察では、スリ・置き引き被害防止に関する広報啓発動画を作成し、注意を呼び掛けていますので、是非、ご確認ください。

■広報啓発動画

<バス・鉄道編>

https://polizei.nrw/node/18690

エスカレーター編>

https://polizei.nrw/node/18789

<買い物編>

https://polizei.nrw/node/18787

<カフェ等飲食店編>

https://polizei.nrw/node/18805

<その他トリックスリ編>

https://polizei.nrw/node/18687

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■外務省海外旅行登録「たびレジ」(3か月未満の渡航の方)

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  http://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html

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デュッセルドルフ日本国総領事館

領事班直通電話:0211−1648220

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