【安全情報】クリスマスマーケットシーズンが始まります〜安全にお楽しみいただくために〜

デュッセルドルフ市をはじめノルトライン=ヴェストファーレン(NRW)州内各地においてクリスマスマーケットが開催されています。

●多くの人が楽しみにしているクリスマスマーケットですが、過去にテロ事件のターゲットとされたことがあるほか、スリ、置き引きなどの一般犯罪も多く発生しているため、注意が必要です。

●安全に対する意識を持ってクリスマスマーケットをお楽しみください。

1.デュッセルドルフ市をはじめNRW州内各地においてクリスマスマーケットが開催されています。多くの人が楽しみにしているクリスマスマーケットですが、2016年12月には、ベルリンにおいて、大型トラックがクリスマスマーケットに突入するテロ事件が発生しています。今年のクリスマスマーケットについて、警察は、中東情勢等を念頭に、「具体的な脅威情報には接していないが、クリスマスマーケットはキリスト教の象徴的なイベント。イデオロギー的なターゲットになることは否定できない」として、警備を強化する方針です。楽しみながらも、不測の事態に巻き込まれることのないよう、以下の点にご注意ください。

●周囲の異変に素早く気がつくことができるよう常に警戒心を保持する。異変に気がついたら、落ちついてより安全な方向に退避する。

●最新の関連情報の入手に努める(新聞、ラジオ等に加え、警察が発信するX(旧Twitter)などのSNS情報も有益)。避難等の際には、現場にいる治安機関の指示に従い、周囲がパニックになっても冷静さを保つよう心掛ける。

●会場の様子を把握する。車両突入防止用のボラードの設置状況や、警察官、警備員の配置に関心を払うとともに、退避方向、方法をシュミレーションしておく。

2.「人ごみ」「人目を引く店舗」「飲み物を飲むなどしながらのリラックスした雰囲気」となるクリスマスマーケットは、スリや置き引き犯にとって「理想的な空間」として警察が注意喚起しています。ご自身が被害に遭わないよう、以下の点に気をつけてください。

●常に貴重品に意識を向ける(定期的に「触って」「見て」確認)。

●見知らぬ者から声を掛けられる、妙に接近されるなどしたときは、最大限に警戒心を高める。

●ズボンの後ろポケット、カバンの外ポケットといった自身の死角となる位置に貴重品を保管しない。身体に密着させる。

●鞄類は常に身体から離さずに持ち歩く。口が閉まらない鞄類は極力避ける。

●買い物や飲食中に鞄類を置いたままにしない。

●必要以上に多額の現金を持ち歩かない。

 以上を参考に、安全に対する意識を持ってクリスマスマーケットをお楽しみください。

(参考情報)

■ 「安全の手引き」(ドイツ)

https://www.de.emb-japan.go.jp/files/100294519.pdf

■外務省海外旅行登録「たびレジ」(3ヶ月未満の渡航の方)

  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#

■在留届(3ヶ月以上滞在される方)

  http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

スマートフォン用「海外安全アプリ」

  http://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html

(お問合わせ先)

○在デュッセルドルフ日本国総領事館

電話 :+ 49 (0)211-16482-20(閉館時は緊急電話対応業者につながります)

FAX :+ 49 (0)211-16482-76

E-mail: konsul@ds.mofa.go.jp

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