【注意喚起】イスタンブールにおける羽交い締め強盗事案の発生

●今般、イスタンブールにて日本人旅行者が強盗に羽交い締めにされ、所持品を強奪される事案が発生しました。

●イスタンブール市内を徒歩で移動する際には、周囲に警戒を怠らないようにしてください。

１　今般、イスタンブールにて日本人旅行者が強盗被害に遭う事案が発生しました。

　具体的には、夜７時頃にイスタンブール市ファーティヒ区（旧市街）を歩行中、外国人男性（国籍不明）に英語で話しかけられ、歓談しながら歩いていたところ、グランドバザール周辺にて突然腕をつかまれ路地裏に引き込まれました。その後、待ち伏せしていた複数の仲間に羽交い締めにされ、クレジットカード等の所持品を強奪されるとともに、ナイフのような凶器を見せられながらカードの暗証番号の開示を脅迫され、その後現金も詐取されたものです。

２　つきましては、イスタンブール市内を徒歩で移動する際には、次の点に特に留意の上、周囲に警戒を怠らないようにしてください。

　また、仮に強盗に遭遇した際には、抵抗せずに身の安全を第一に考えて行動してください。

（１）外出する際、できるだけ貴重品は持ち歩かないようにする。持ち歩く際にも、現金とカードを分散して保持する等の対策を行う。

（２）「犯人は目星をつけてターゲットの隙を狙っている」ことに留意し、歩行中には周囲の状況に常に注意を払う。

（３）知らない外国人（トルコ人を含む。）に話しかけられても毅然とした態度で対応し、怪しい誘いには絶対に乗らない。

（４）夜間の歩行移動に際しては、このような強盗やスリがいることを念頭に、特に注意する。

３　類似の事案の被害に遭われた際には、事後に必ず総領事館までご連絡ください。

令和２年１月２３日

在イスタンブール日本国総領事館

代表電話：0212-317-4600

ＦＡＸ　：0212-317-4604

メール：ryoji@it.mofa.go.jp