強盗事案の発生(ヨハネスブルグ・パークステーション・カールトンセンター)

1 11月5日(土)午後1時ころ、当地を旅行中の邦人が、ヨハネスブルグCBD(Central Business Districtの略。市街中心地を指す)のパークステーション(電車とバスの巨大ターミナル)周辺にあるカールトンセンター(超高層ビル。商業施設等がある)付近を徒歩にて移動中、突然3〜4人組の男に羽交い締めにされて気絶し、その間に、所持品(鞄、旅券、カメラ、現金等)を強奪されました。邦人は、両手、首、頭部に打撲を認めますが、軽症の模様です。

2 つきましては、以下の点に留意して安全対策を講じるようにしてください。

(1)旅行前に、訪問先の治安情報を十分に収集すること。

ヨハネスブルグCBD、プレトリアCBD、ダーバンCBDなど当地において、CBDと呼ばれる場所は治安が極めて悪い傾向が見られるため、みだりに立ち入らない。

(2)特に、ヨハネスブルグCBD(地域の明確な区画はないものの、ネルソン・マンデラ橋、パークステーション、高等裁判所、カールトンセンター等が所在する広い地域)は、本件のような強盗(突然首を絞める、羽交い締めにする)のほか、銃器を使用した強盗、殺人等凶悪な犯罪が横行しており、また、Hillbrow、Bereaなど、同CBDに隣接した周辺地域も凶悪犯罪が多く発生しているので、立入りは厳に慎む。

(3)南ア各地にある長距離バスターミナルは、全般的に治安が悪い傾向があるので、利用は避ける。

(4)万が一、所持品などを奪われそうになった場合、犯人らが銃撃など攻撃を加える可能性があるため絶対に抵抗しない。

3 万一、事件・事故等に巻き込まれた場合は、その概要を在南アフリカ日本国大使館に連絡してください。

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●在南アフリカ日本国大使館

 H P: http://www.za.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 住 所: 259 Baines St, Cnr Frans Oerder St, Groenkloof, Pretoria

 電 話: +27 12 452 1500 領事・警備

 メール: consul@pr.mofa.go.jp

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