●ロシアによるウクライナに対するミサイル等による攻撃が継続しており、民間人にも多くの死傷者が出ています。また、ウクライナ全土はロシア軍のミサイル攻撃の射程圏内に入っており、これまであまりミサイル攻撃を受けていない都市を含め、今後も攻撃は続き、民間施設が巻き込まれる可能性も否定できません。
●ウクライナの東部及び南部等では引き続き激しい戦闘が継続しています。さらに、8月24日はウクライナの独立記念日であり、この日に合わせて攻撃が激化し、また都市へのミサイル攻撃が行われる可能性も否定できません。
●これらの戦況等を踏まえ、未だウクライナに滞在中の方は、安全を確保した上で、直ちに退避してください。退避するまでの間は空襲警報の発令に必ず従い、自分の命を守るため、以下の事項を必ず遵守してください。
・人が集まる場所に近づかない。
・ウクライナの政府機関、軍事、空港、変電所や貨物ヤード等の鉄道関連施設等には近づかない。
・空襲警報が聞こえやすいよう、車での移動中窓を開ける又はオーディオの音を控えめにする、自宅等に滞在中は窓を開けるなどの工夫をする。
・空襲警報が発令された際には、直ちに退避場所に避難する。(絶対に無視しない。)
・空襲警報が解除されるまで、避難所から離れない。
・外出禁止令等の政府の指示に従う。
・外出禁止令の時間帯は、空襲警報発令により避難する時以外、外に出たり、車を運転したりしない。
・スパイ活動と疑われないよう、むやみに携帯電話等で写真撮影しない。
・偽情報には注意する。
・地雷や不発弾等が埋まっている可能性が高い、森林や浜辺に近づかない。
・不審物を発見した際は、自身の判断では対応せず、必ず警察等に連絡する。
【ウクライナからの退避などに関するご相談】
領事メール: ryouji@kv.mofa.go.jp
電話:+380-50-335-7247