●4日、当国新型コロナウィルス対策タスクフォースは記者会見において、当国における新型コロナウィルス対策の現状等を発表
4日、新型コロナウィルス対策タスクフォースは記者会見において以下を発表しました。
1 ワリード保健省次官
(1)感染者数は増加傾向にあり、3日には新規感染者数が1316名に達しているため、全ての保健予防措置を遵守することを要請する。接触追跡によると、感染拡大の主要な要員は集会であるため、全ての集会を避ける必要性を強調する。
(2)接触追跡は、3月の感染事例の91%が私邸等での集会によるものであることを明らかにしており、1月1日以降の感染者比率は70%がバーレーン人であり、30%が外国人在住者となっている。集会は直近の家族の者に限定させ、社会的距離を確保し、マスク着用を継続させることが重要であり、家族であっても、慢性疾患を有する者や高齢者と至近距離にある場合には、マスク着用が求められる。
(3)保健省ウェブあるいは「BeAware」アプリ上でワクチン接種に積極的に参加するよう要請するとともに、高齢者、妊婦、慢性疾患を有する者、肥満の者については、可能な限り早急にワクチン接種することを推奨する。
(4)キャパシティー拡大のため、シトラモールに新たなワクチン接種会場、サヒールにあるラーシド騎馬協会(REHC)に新たなPCR検査会場を設置した。
(5)1月1日から4月4日までの期間、バーレーン国内での死者は175人となっているが、そのうち1名がワクチン接種を行っていた慢性疾患患者であった。
(6)バーレーン国内の治癒率は93.09%に達し、死亡率は0.36%に抑えられている。隔離・治療施設のキャパシティについては、5880床のうち使用中は2749床に抑えられており、使用率は46.8%となっている。一定の条件を満たし自宅隔離にある無症状感染者数は6935人である。
2 マナーファ新型コロナウイルス制御・監視委員会委員長
(1)現存感染者数の99.2%がワクチン未接種者であり、ワクチン接種者は現存感染者数の0.86%に満たない。この割合は、バーレーンで承認されているワクチンが安全かつ感染による重篤化を防ぐことに効果的であることを示している。
(2)4月末までに相当程度のワクチン接種率まで到達することが目標である。他方で、1回目あるいは2回目のワクチン接種後も過信することなく、あらゆる予防措置の徹底を継続させる必要性があることを指摘する。
3 ジャミーラ・サルマーニーヤ病院感染・内科担当コンサルタント
現在感染中の9684人のうち、157人が治療中、うち重症患者が68人。また、これまでの治癒者数は13万7555人に及ぶ。
【問い合わせ先】
在バーレーン日本国大使館 領事部
メールアドレス: nippon@bh.mofa.go.jp
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