ベナン大統領選挙の実施について(注意喚起)

・4月11日、大統領選挙の第1回投票が行われます(選挙キャンペーン期間 3/26〜4/9)。

・5月9日、第2回投票が予定されています。

※第2回投票は、第1回投票で当選者が選出されなかった場合に行われます(選挙キャンペーン期間 4/26〜5/7)。

・選挙情勢が、国内治安情勢に影響を及ぼす可能性があることに留意願います。

ベナンでは、4月11日に大統領選挙の第1回投票を控えており、3月26日には選挙キャンペーンが始まるなど、各候補者の動きが本格化し、徐々に熱を帯びてきています。

在留邦人及びベナンに滞在中の皆さまにありましては、今次選挙プロセスがベナン国内の治安情勢にも影響を及ぼす可能性があることに留意してください。

これまでアフリカの他国においても選挙が行われていますが、少なからず暴力と無縁ではない事案が確認されています。

当国においては、2019年4月下旬に国民議会議員選挙の投票が行われましたが、同選挙をめぐり、コトヌ市内や中部地方において、選挙プロセスに不満を抱く市民と治安当局との間に衝突が発生しました。一部の市民は道路封鎖のほか、店舗に対する破壊行為や車両に対する放火など行い、この過去に例をみない暴動では、当局側が発砲し、流れ弾に当たったとみられる市民が亡くなっています。

コトヌ市内には多数の邦人及び外国人が居住していますが、ハイエヴィヴ地区とその周辺では、邦人の居住家屋の目の前で放火による火災が起きたり、路上にバリケードが設置されたりしました。また、外国人にも人気のあるリビングストーン(レストラン)の前に駐車していた車両が燃やされるなど、暴徒が私たちの身近なところにも現れた形跡がありました。

今次大統領選挙に関し、ベナン国内では各所で平和な選挙の履行を呼びかける声が上がっていますが、過去に上記事案が発生したこと、また、不透明な情勢であること(候補者の登録者に対する銃撃事件の発生、同登録者の逮捕事案など)を踏まえ、以下の留意事項を参考にされ、安全対策に万全を期すようお願いいたします。

【留意事項】

・特に投票日当日は、不要不急の外出をしない(食料などは備蓄されていることを前提に、外食のために出かけることは控えてください)。自らの安全を最優先にお考えください。

・概ね7〜10日分の食料や水を備蓄することをお勧めします。

・車のガソリンを満タンにしておくことをお勧めします。

・発電機の燃料を十分に準備しておくことをお勧めします。

・やむを得ず外出する際には、外出の目的及び帰宅時間などについて、会社や団体の同僚や信頼できる友人と共有することをお勧めします。

・電話、インターネットの遮断があることも想定してください。

・デモや群衆には近づかない。発見次第、直ちにその場から離れる。

・外出時には周囲の状況に十分注意して行動し、煙が立っている方向や人々が騒ぐ声がする方向を避ける。

・放火や略奪防止のため、自宅前には車を駐車したり、燃やされるものを放置したりしない。

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【問い合わせ先】

ベナン日本国大使館

住所 Zone Residentielle de Cotonou sis a Djomehountin, 12eme arrondissement, Cotonou, Benin

郵便物宛先 Ambassade du Japon 08 B.P. 283 Tri Postal, Cotonou, Benin

電話(+229)21 30 59 86(開館時間のみ)

電話(+229)97 97 56 99(閉館時間、緊急連絡先)

FAX(+229)21 30 59 94

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