新型コロナウイルス関連(4月16日)

【ポイント】

〇有効期限切れ査証の特例措置

〇マスクの再利用について

〇感染者数1,524名(前日比+119名)

【本 文】

1 有効期限切れ査証の特例措置

内務省は,3月1日以降に査証の有効期限が切れた全ての在留者に対して,5月31日までの滞在を許可する旨を発表しました。

〇発表によると,査証の有効期限が切れる全ての居住者及び訪問者に対して3月1日から5月31日までの3カ月間の滞在を許可することにより,事実上5月31日までの滞在を可能としています。

〇本決定では手続を行うことなく5月31日までの滞在が可能ですが,一部のスポンサー手続が必要な場合には,内務省のウェブサイトで手続を行うことが出来ます。

〇本措置の発表は,昨日の領事メールの内容を改訂するものであることから,ご注意下さい。

内務省発表(公式ツイッター

https://twitter.com/Moi_kuw/status/1250477780783022083

クウェート国営通信関連記事

https://www.kuna.net.kw/ArticleDetails.aspx?id=2886150

2 マスクの再利用について(案内)

新型コロナウイルスの流行が今後も長期間続くと予想される中でマスク不足が続いています。特に、当地では銀行やスーパーマーケットに入場する際にマスクと手袋を持参するよう求められることがあり、マスク不足でお困りになられている方もいらっしゃると思います。そこで米国CDCや厚生労働省医療機関向けに推奨するマスクの再利用についての注意点等をご案内します。

〇サージカルマスクの継続使用に係る注意点

・目に見えて汚れた場合や損傷した場合は、廃棄すること。

・サージカルマスクを外す際には、マスクの外面を内側にして折りたたみ、接触感染を避け、通気性の良い袋や紙袋に保存すること。

https://www.mhlw.go.jp/content/000622132.pdf

https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/hcp/ppe-strategy/face-masks.html

N95マスクというサージカルマスクよりも高性能なマスクの再利用については、1人に5枚のN95 マスクを配布し、5日間のサイクルで毎日取り替える再利用法を推奨しています。これは,新型コロナウイルスはプラスチック、ステンレス、紙の上では 72時間しか生存できないことが報告されていることから、N95マスクを1人につき5枚配布するとともに、使用したものを通気性のよいきれいなバッグに保管し、毎日取り替えて5日間のサイクルで使用する方法です。

〇ただし,上記はマスク不足の現状に鑑みての応急措置であり,マスクの再利用は本来不衛生なので好ましくありません。

https://www.mhlw.go.jp/content/000621007.pdf

https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/hcp/ppe-strategy/decontamination-reuse-respirators.html

3 4月16日現在,クウェート国内の累計感染者数は,1,542名(前日比+119名),累計死者数3名です。これまでに225名が回復,1,296名が治療継続中,32名が集中治療中です。新規感染者名の内訳は,帰国者4名,インド人居住者等との接触感染者102名,調査中が13名です。

(お問い合わせ先)

クウェート日本国大使館 領事班

電話(代表):(+965)2530−9400

メール:consular@kw.mofa.go.jp (了)