２０日、クウェート政府は定例閣議において、新型コロナウイルス対策に係る規制緩和措置を決定しました。公表された概要は、以下のとおりです。
１．ワクチン接種やマスクの着用、礼拝用絨毯の持参等を条件に、２２日の金曜礼拝から、モスクでの礼拝に礼拝者が再び参加できるようにするようワクフ・イスラム事項省に命じる。
２．２４日から、ワクチン接種完了者のみを対象として行う会議や結婚式、ソーシャル・イベントの開催を許可し、マスク着用を義務付ける。
３．２４日から、屋外でのマスク着用を不用とし、屋内でのマスク着用を義務付ける。マスク着用が困難なレストランやカフェでは、ソーシャルディスタンスを確保する。
４．２４日から、クウェート政府が承認している新型コロナウイルスワクチンの接種完了者に対して、全ての種類の入国査証を再び発給するよう内務省等に命じる（注：現時点では具体的な発給方法等については、明らかにされていません）。
５．クウェートへの入国条件に関する８月1８日付閣議決定を引き続き義務付ける（注：これまで入国に際して求められていたPCR検査陰性証明書の提示、自宅隔離及びワクチン未接種者に対する施設検疫等の手続きは継続されます）。
６．２４日からの、クウェート国際空港の完全な運用状態への復帰（注：発着商用旅客便数規制の撤廃）を民間航空庁に命じる。
（お問い合わせ先）
在クウェート日本国大使館 領事班
電話（代表）：（＋９６５）２５３０−９４００
メール：consular@kw.mofa.go.jp （了）
