コンゴ(民)でのエムポックスウイルス感染者の増加(注意喚起)

1 エムポックスウイルスの感染者の確認

  7日、世界保健機関(WHO)が定例記者会見で、コンゴ(民)におけるエムポックスウイルス(旧名称:サル痘)の感染数が拡大しているとの見解が示されました。今年は全26州で1名以上の感染を疑う症例が報告されています。特に、従来の流行地である赤道州とその周辺の州に加え、南キブ州でも感染者が増加し、周辺の州での感染者も増加傾向にあります。

 

2 エムポックスウイルスの感染経路

  感染した人や動物(リスや猿、ウサギ等)の皮膚の病変、体液、血液に触れた場合(性的接触を含む)や、感染者の唾液などの飛沫にさらされた場合、感染者が使用した寝具等に触った場合に感染します。

3 主な症状

  潜伏期間(5日〜21日)の後に、発熱や頭痛、リンパ節の腫れ、筋肉痛等が1日〜5日間続き、その後、発疹が出現します。発疹は体だけでなく、口の中や陰部、目(角膜、結膜)にもできることがあります。

  発熱やリンパ節の腫れがなく、急に発疹が出る場合もあります。

4 エムポックスウイルスに感染しないために

  感受性のある動物や感染者(原因不明の発疹がある方等)との接触(性交渉を含む)を避けることが大切です。

  また、石けんかアルコールベースの消毒剤を使用した手指衛生を行うことが推奨されています。

 (参考)

厚生労働省検疫所

https://www.forth.go.jp/news/20220521_00001.html

国立感染症研究所

https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/408-monkeypox-intro.html

5 感染した場合

  特別な治療法はありません。症状に応じた対症療法が行われます。

  エムポックスウイルスに感染した、またはその恐れがある場合は適切な診断と治療のできる医療機関で治療を受けてください。

(本件担当)

コンゴ民主共和国日本国大使館

領事担当 大志万(+243 81 880 5912)

    

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