コンゴ(民)東部危険情報(レベル4:退避勧告継続)

●現在、イツリ州、北キブ州、南キブ州、バ=ズエレ州、オー=ウエレ州に危険情報レベル4(退避勧告)を発出しています。

●この地域では他国軍の侵入や難民の流入による治安悪化に加え、反政府武装勢力による地元住民の虐殺や誘拐等の発生が報告されています。

●以下事由から「退避勧告」が発出されている背景・理由について十分ご理解の上、どのような目的であれ上記地域への渡航は厳に控えてください。また、既に滞在されている方は直ちに退避してください。

1 イツリ州ではコンゴ開発共同組合(CODECO)やウガンダ系反政府勢力である民主同盟軍(ADF)等国内外の武装勢力による略奪や殺人、誘拐等が横行しています。また、2023年1月から10月までの間、武装勢力による難民キャンプや村の襲撃が50件近く発生し、多数の死傷者が出ています。引き続き同様の襲撃が発生する可能性が非常に高い状況となっています。

2 北キブ州では、ADFや3月23日運動(M23)、マイマイ(自警的な性格を持った武装集団)等による市民に対する非人道的行為(虐殺、誘拐等)が引き起こされており、政府は各組織に対して掃討作戦を展開しています。2023年1月から10月までの間において武装集団による難民キャンプや村の襲撃が70件以上発生し、多数の死傷者が出ています。武装集団による襲撃は引き続き収まる気配がありません。

3 南キブ州ではマイマイやその他の武装集団が活動しており、2023年6月には誘拐事件や強盗事件が多発し、合計914件の殺害事案が記録されました。また、同年8月と10月にはそれぞれ中国人が管理する鉱山が武装集団に襲撃されており、引き続き最大限の警戒が必要です。

4 バ=ズエレ州北部、オー=ウエレ州では、神の抵抗軍(LRA)やLRAと連携しているとされる武装集団による略奪、殺人、誘拐等が横行しています。2023年2月には、バ=ズエレ州において、武装集団が3つの村を襲撃し25名を誘拐する事件が発生しました。また、オー=ウエレ州では、同年9月、同州の領土へ侵攻した南スーダン軍とコンゴ(民)軍(FARDC)が衝突し、死傷者が発生しており、引き続き最大限の警戒が必要です。

5 コンゴ(民)の安全情報は外務省海外安全ホームページをご確認ください。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_103.html#ad-image-0

(本件担当)

コンゴ民主共和国日本国大使館

領事担当 大志万(+243 81 880 5912)

    

出発前には海外安全ホームページをチェック!

https://www.anzen.mofa.go.jp/

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