ギリシャ気候危機・市民防災省等によれば、本日4日(月)から6日(水)にかけて、ほぼ全国的に気温急降下、暴風雨、落雷、雹等を伴う悪天候が見込まれているとして注意を呼びかけています。降雨は、特にテサリア、スポラデス諸島、中央ギリシャ中部・東部、エヴィア島北部、ペロポネソス半島で見込まれています。概要は次のとおりです。
1 主な暴風雨・降雨情報は次のとおりです。
(1)9月4日(月)
●昼から:マケドニア西部・中部、一時的にマケドニア・トラキア東部
●午後から:マケドニア中部(特にピエリア、イマシア)以外では、悪天候現象は弱まる見込み。
●夕から:ペロポネソス半島(特に西部・北部)
(2)9月5日(火)
●朝から:イピロス、イオニア諸島、中央ギリシャ西部・中部・東部(特に、エヴリタニア、フシオティダ、ヴィオティア、一時的にアッティカ県(特に西部・北部))、ペロポネソス半島西部・東部・南部、マケドニア中部(特にピエリア、イマシア、ハルキディキ)、テサリア、スポラデス諸島、エヴィア島(特に北部)、ペロポネソス半島東部・南部、クレタ島西部
●昼から:キクラデス諸島西部、北および東エーゲ海諸島
(3)9月6日(水)
●朝から:テサリア、スポラデス諸島、中央ギリシャ中部・東部(特にエヴリタニア、フシオティダ、ヴィオティア)、 エヴィア島北部、ペロポネソス半島東部・南部、クレタ島西部・南部
●夕から:テサリア、スポラデス諸島以外では悪天候現象は弱まるが、同地域の悪天候は7日(木)まで続く見込み。
(4)強風は、4日(月)から5日(火)まで特に北エーゲ海で見込まれています。
※強風がある場合は、フェリーの運航に影響が出る可能性がありますので、ご留意ください。
(5)4日(月)から気温降下がほぼ全国的に見込まれており、特にギリシャ本土およびイオニア諸島では6〜8度の急降下の見込みです。
2 ギリシャ気候危機・市民防災省は、以下のような内容を呼びかけています。
・テレビ、ラジオ等を通じて最新情報の入手に努め、当局の指示に従う。
・不要不急の外出を控える。
・川や沢(雨季・洪水時のみ水の流れる河川を含む)、氾濫した道路等は、車でも徒歩でも一切横断しない。
・海域、沿岸部、川、湖の近くでの活動は避ける。
・強風の際は、大きな木や標識等、倒れたり、落下の危険性のあるものに近づかない、また、その近くに駐車しない。
・落雷の際は、金属の表面に触れない、郊外では孤立した高い木や電柱から離れる、髪の毛が逆立つような感覚があるときは、その場にしゃがむ。
・危険な時は、「112番」(緊急サービスに繋がる欧州共通緊急番号)、または「100番」 (ギリシャ警察)、「199番」(ギリシャ消防庁)、「166番」(ギリシャ救急救命)に連絡する。
皆様方におかれましては、引き続き最新情報にご留意の上、安全の確保に努めてください。
(参考サイト)
○ギリシャ気候危機・市民防災省 https://www.civilprotection.gr/el
○ギリシャ気象庁 http://www.emy.gr/emy/el/
在ギリシャ日本国大使館(領事部)
Embassy of Japan in Greece
46, Ethnikis Antistasseos St., 152 31 Halandri
TEL :210-670-9910, 9911
FAX :210-670-9981
H P :http://www.gr.emb-japan.go.jp
e-mail :consular@at.mofa.go.jp