安全情報(銃撃事件の発生)5月18日

【ポイント】

プレトリア市内において、邦人が自宅に帰宅した際、ゲート前にて銃撃される事件が発生しました。帰宅時は特に狙われやすいので、十分安全対策を講じてください。

南アフリカにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

1 17日(火)午後6時過ぎ、邦人が、車で勤務先からプレトリア市内の自宅に帰宅し、ゲートが開くのを待っていたところ、後方を塞ぐ形で車が停車し、中から拳銃を持った男が降り、言葉を発しながら(内容は不明)車越しに邦人に拳銃を向けました。ゲートが開いたため、邦人は車を発進させ敷地内に逃げ込み、この際、発砲を受けました。男は、邦人を追いかけ敷地内に侵入しましたが、ゲート横の警備員室に警備員がいるのを認めると、警備員室に向かってさらに発砲し、いずれかに逃走しました。車に損傷を受けたものの、邦人に怪我などはありませんでした。

 現時点で目的は明らかとなっていませんが、強盗目的と推察されます。

2 つきましては、以下の点に留意して安全対策を講じるようにしてください。

(1)空港、買い物先、勤務先などいずれの場所からであっても、帰宅する際は追尾車両に警戒し、随時バックミラーやサイドミラーなどを活用し後方を中心に周囲の状況を確認する。

(2)帰宅約5分前からは、最大限に警戒し、追尾車両がないか、自宅周辺に不審車両(不審者)がないかなど十分確認する。

(3)自身で自宅ケートを開閉する住居の場合、帰宅時は道路と並行に車を停車してからゲートの開放操作を行う。ゲートに垂直に停車した場合、後方を車で塞がれた際にゲートと後方の車の間で身動きがとれなくなるため、並行に駐車して前や左右など退路を確保する。ゲートが開けば素早く進入し、後続車両が敷地に入れない位置で停車し、ゲートを閉鎖する。

(4)追尾の可能性がある場合、慌てて自宅に入らず一旦通過し、警察署、警備員のいる商業施設やガソリンスタンドなど安全が確保できる場所まで移動する。閑散とした道路の場合は、一旦大通りまで出る。警察や契約警備会社などに通報し応援を求める。

(5)現金出金後、高額商品を購入した後などは特に警戒する。

(6)高級貴金属など標的になりそうな服飾は控える。

(7)万一、被害に遭った場合は抵抗せず命を守ることを優先する。

3 万一、事件・事故等に巻き込まれた場合は在南アフリカ日本国大使館に連絡してください。

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●在南アフリカ日本国大使館

 H P: http://www.za.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 住 所: 259 Baines St, Cnr Frans Oerder St, Groenkloof, Pretoria

 電 話: +27 12 452 1500 領事・警備

 メール: consul@pr.mofa.go.jp

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