【緊急】カージャックの被害防止

 今年も各地でカージャックの発生が続いており、比較的治安の安定しているエリアであっても、常日頃から周囲を警戒することが必要です。

1 今年も各地でカージャックの発生が続いており、1月以降、オリバータンボ国際空港からの追尾強盗も複数発生しています。一例を挙げれば、ヨハネスブルグ市サントン地区に向かっていたトルコ航空乗務員が乗ったシャトルバスが強盗被害に遭った事件があります。また、高級腕時計を狙った追尾強盗の発生も続いており、引き続き予断を許さない治安情勢となっています。

  2月10日17時30分頃、ヨハネスブルグ市モーニングサイド地区のリボニア・ロード(Rivonia Rd)とアロン・ロード(Alon Rd)の交差点(The Wedge Shopping Center前)では、信号待ちをしていた邦人の乗用車の左横にミニバス様の車が停まり、その車から銃のような物を持った男が降りてきて、邦人の車に向かってくるという事案も発生しています。同邦人は、その不審者を認めるや、とっさに車を発進させてその場を離れたため、具体的な被害はありませんでした。

  カージャックの被害を避けるため、以下の安全対策を徹底してください。

(1)外出中は常に周囲への警戒を怠らない。

(2)運転中は、周囲にどのような車が走り、どのような人が乗っているのか、同乗者の協力も得て随時確認する。

(3)信号が赤のときには、後続車両に注意しつつ、早めに速度を緩めて青になるのを待つ等、停まらない工夫をし、信号待ちや渋滞で停車するときは、いつでも発進することができるように前車との車間距離を十分にとる。

(4)空港やショッピングセンター等からの帰路は特に周囲に警戒し、目的地への到着前には、後方に車が追従していないことを確認する。

(5)高級な腕時計や宝飾品を身につけることは避け、目立たないようにするとともに、車内の見える場所に物を置かない。

(6)万一、車外からであっても、銃を突きつけられるような事態となった場合は、無理に逃げようとしたり、抵抗したりしない。

2 万一、被害に遭われた場合には、その概要を在南アフリカ日本国大使館に連絡してください。

【問い合わせ先】

南アフリカ日本国大使館

HP:http://www.za.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

住所:259 Baines St, Cnr Frans Oerder St, Groenkloof, Pretoria

電話:+27 12 452 1500 領事・警備

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