ラトビア国内防疫措置の更なる強化(10月21日から11月15日まで)

●18日、ラトビア危機管理委員会は国内防疫措置の更なる強化を決定しました。

ラトビアではすでに11日から3ヶ月間非常事態宣言の措置が施行されています。

●措置の詳細についてさらに検討し、明日20日の臨時閣議で正式に決定されるとのことです。

●なお、当館では20日及び21日に在外公館投票を実施予定ですが、20時以降外出禁止令が発出される予定ですので、十分ご留意ください。

●本19日現在、ラトビアの過去14日間の人口10万人あたりの感染者数は1,853人で、感染率は急激に悪化し、過去最悪の水準を連日更新しています。

ラトビアの規制を遵守するとともに、ワクチン接種完了者も含め、再度基本的な感染防止策を徹底し,感染予防に努めてください。

 ラトビアではすでに11日から3ヶ月間非常事態宣言の措置が施行されていますが、18日、ラトビア危機管理委員会は、主な感染ルートである対面での接触の機会を最大限減らすことを目的に、国内防疫措置の更なる強化が必要と決定しました。10月21日から11月15日まで適用される予定で、措置の詳細についてさらに検討され、正式には20日の臨時閣議で決定されます。

 ラトビア首相府の発表によれば、危機管理委員会の決定に盛り込まれた主な措置は以下の通りです。

 

1 公的、私的を問わず、現場での行事(pasakumi)は、11月15日まで禁止

2 最も不可欠な店舗と最も不可欠なサービスを提供する施設のみ、現場での営業が可能

3 すべての娯楽、健康、飲食等の現場でのサービス提供不可

2 経済的・社会的機能の継続に不可欠な業務従事者のみ、勤務可能(顧客対応には、ワクチン接種証明書が必要)

3 勤務、治療など、正当化可能な理由がある場合を除き、午後8時から朝5時まで外出禁止

4 学校の休暇は10月29日まで延長され、グレード1から3の生徒の授業は11月1日から、グレード4から12の生徒の授業は11月15日から再開される予定

5 幼稚園は両親が職場への出勤が必須の場合のみ利用可能

6 職業訓練、高等教育はオンラインでの実施

 なお、当館では20日(水)及び21日(木)に在外公館投票を予定しています。投票時間は両日とも9時から19時となっていますが、上記のように20時以降の外出禁止令の発出が見込まれますので、十分ご留意ください。

 ラトビア国内感染状況について

 ラトビアの19日の新規感染者数は1,853人(このうち,459名は、ワクチン接種完了者)、死亡者は23名となっています。このところ感染者が急速に増加し、過去14日間の人口10万人あたりの感染者数は1,351.8人と,年初の最高値である693.9名(1月10日)を大きく上回り、過去最悪の感染率を連日更新しています。重傷患者数も7日間で62.8%増加しました。ワクチン接種完了者についても、感染者全体の25%程度に上るなど、増えています。

ラトビア政府の規制等を遵守するとともに,ワクチン接種完了者も含め、「三つの密」を避け,人と人との距離の確保、手洗いの励行等,マスクの着用など、再度基本的な感染防止策を徹底し,感染防止に努めるようにしてください。

【参考】

ラトビア首相府ホームページ(ラトビア語)

https://www.mk.gov.lv/lv/jaunums/latvija-planota-majsede-lidz-15-novembrim

https://www.mk.gov.lv/lv/jaunums/no-11-oktobra-uz-trim-menesiem-latvija-izsludina-arkartejo-situaciju

ラトビア政府情報提供ウェブサイト

https://covid19.gov.lv/en

2021年10月19日

ラトビア日本国大使館より

(代表)+371-6781-2001