ブルキナファソ東部で発生した外国人誘拐事件

・報道によれば、26日、ブルキナファソの東部ナチアボニ(Natiaboni)において、スペイン人2名とアイルランド人1名を含む計4名が何者かに待ち伏せ攻撃を受け、行方不明となりました。

ブルキナファソ東部ではイスラム過激派組織による治安機関等に対する襲撃事件や誘拐事件が頻発しているため、危険情報はレベル4(退避勧告)に指定されています。

・当国においても、特に北部の国境管理は十分に行き届いているとは言えず、治安当局はテロリストの北部地域の通過を確認しています。

・2019年5月には当国のブルキナファソと国境を接するパンジャリ国立公園において仏人男性2名が誘拐される事件が発生しました。当国の北部地域には、絶対に立ち入ることのないようお願いいたします。

1.報道では、26日、取材のためブルキナファソ当局の密猟防止パトロールに同行していたスペイン人2名とアイルランド人1名を含む一団が、何者かに襲撃され計4名が誘拐されたとのことです。27日には、スペイン人が殺害されたと一部のメディアにより報じられました。

発生場所は、ブルキナファソの東部にあるナチアボニ(Natiaboni)から15km程の場所とされ、同所はベナンの北部国境から約100kmの、車で約2時間の距離に位置しています。

ブルキナファソの東部では、イスラム過激派組織による治安機関等に対する襲撃事件や誘拐事件が頻発しているため、危険情報はレベル4(退避勧告)に指定されています。

ベナンにおいては、2019年5月にブルキナファソと国境を接するパンジャリ国立公園において、フランス人2名の誘拐事件が発生しました。ベナンの北部国境管理は十分に行き届いておらず、武装組織がブルキナファソニジェールからベナン側に自由に出入りしているおそれがあり、当国治安当局はテロリストの北部地域の通過を既に確認しているとのことです。

2.ベナンの北部国境地帯の渡航情報は、以下のとおりです。

ブルキナファソ東部、ニジェール南西部及び一部のトーゴ北東部との国境地域

※パンジャリ国立公園、W国立公園、パンジャリ及びアタコラ狩猟区域及び隣接するトーゴとの国境地域(タンギエタ、マテリ、グアンデを結ぶ線以北)

 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告

ニジェール南西部(上記レベル3地域以外)、ナイジェリア北西部との国境地帯(バニコアラ、カンディ、セバナ、カラレ、ニッキ、チャウル以東)

 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。

トーゴ北東部との国境地帯(タンギエタ、マテリ、グアンデを結ぶ線以南、ブクンベ以北)

 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。

つきましては、ご自身の安全のため、渡航情報でレベル3となっているベナンの北部地域に立ち入ることなく、また、同地域を通過して陸路で国境を越えることも避けていただきますようお願いいたします。

参考

外務省海外安全ホームページブルキナファソ

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_117.html#ad-image-0

同(ベナン

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_118.html#ad-image-0

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