報道によりますと、6日深夜から7日早朝にかけて、ニジェール西部ティラベリ州にあるンバンガ(Mbanga)において、中国人2名が拉致されました。
拉致された2名は、治安上、高リスクと指定されている危険地域への立ち入りに関する警告を無視した模様です。
ティラベリ州は、マリ、ブルキナファソと国境を接しており、アルカイダ等のテロ組織による襲撃事件が定期的に発生しています。
また、日本の外務省の危険情報では、ニアメ市以外の地域は、「避難勧告」又は「渡航中止勧告」に指定されています。
ニジェールでは、2018年4月、ティラベリ州においてドイツ人1名が拉致され、同年9月、ニジェール南西部マカロンディ地区において、イタリア人司祭1名が拉致される事件が発生しています。
今回の拉致事件のような治安上の危険を避けるため、ニアメ市以外への渡航はどのような目的であれ止めてください。
今後とも最新の治安情報を入手するよう努めて頂くとともに、ご自身の身の安全の確保のため、細心の注意を払うようお願いします。
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