新型コロナウイルスに対するブルンジ政府の対応（その３）

・ブルンジ保健省より，日本を含む８か国（中国，韓国，イラン，ドイツ，フランス，スペイン，イタリア）に加え，本日（３月１２日）より追加措置として全ＥＵ加盟国からの渡航者に対して，１４日間隔離するという発表がされました。

・なお，ブルンジ保健省によると，１２日午前までに３４名が隔離されているとのことです。

・引き続き最新情報の入手及び感染症予防に努めてください。

１　当国の対応等

　ブルンジ保健省によりますと，空港では，水際対策として入国者全員に対し，体温測定等の検疫が行われています。また，日本のほか，中国，韓国，イラン，イタリア，フランス，ドイツ，スペインからの入国者に加え，本日より追加措置として，全ＥＵ加盟国からの渡航者に対し，１４日間の隔離を行うとの発表がありました。

２　現在の状況

　昨年末から中国湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスによる肺炎が発生し，世界各国で罹患者の規模と範囲が拡大し続けています。ＷＨＯは国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態を宣言し，世界各国に国際的な協力を求めています。現在まで，ブルンジ国内における発症例の報告はありませんが，水際対策を強化しています。

３　今後の対応

引き続き現地関連報道に十分留意しつつ，慎重な行動を心掛けてください。

４　感染予防

感染予防の観点から，以下の対応をお勧めします。

・石けんときれいな流水で定期的に手を洗い，可能な限りアルコール消毒を行う。

・洗っていない手で目，鼻，口に触れない。

・咳やくしゃみをするときは，鼻や口をティッシュやハンカチかひじの内側で覆う。

・インフルエンザのような症状のある者との接触は極力避ける。

・インフルエンザや肺炎の症状を訴える者がいたら，直ちに最寄りの医療機関に相談させる。

【各種リンク】

○日本国厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html