ベンガルール駅等に対する爆破予告(注意喚起)

Jaish-e-Mohammad(JeM)がベンガルール駅をはじめとするインド各地の駅や,寺院を10月8日に爆破する旨の脅迫状をハリヤナ州ロータックに所在する鉄道警察に対して送付したと報道されており,不測の事態に対する注意が必要です。

1 報道によると,

(1) パキスタンに拠点を置くJeMはインド国内の11の駅と6つの寺院を標的として,10月8日のダシェラ祭(注:ヒンドゥ教の祝日)に合わせて爆破する旨の脅迫状をハリヤナ州ロータックの鉄道警察宛に送付しました。

(2) 標的とされているのは,ハリヤナ州のレワリ(Rewari),ヒサール(Hisar),クルクシェトラ(Kurukshetra)の他,ムンバイ,ベンガルール,チェンナイ,ジャイプール,ボパール,コタ,イタルシの駅及びグジャラート州,タミルナド州,マディアプラデシュ州,ウッタルプラデシュ州とハリヤナ州の寺院です。

(3) 脅迫状の中にはJeMの武装兵士殺害に対する報復である旨が記載されており,治安当局は駅や重要施設の警戒を強めています。

2 つきましては,在留邦人の皆様,インド渡航中の皆様におかれましては,テロ事件等の不測の事態に巻き込まれることのないよう最新の治安情報の入手に努め,特に,テロの標的となりうる公共交通機関,空港,駅,市場など多数の人が集まる場所には用事のない限り近づかない,公共交通機関の利用や繁華街等への外出が必要な場合には,滞在を必要最小限とし,周囲の状況,特に不審車両や不審物の有無等周囲の状況に一層の注意を払うなど安全対策に十分心掛けてください。また,テロ事件が発生した場合の対応策を再点検し,状況に応じて適切な安全対策が講じられるよう心掛けてください。

3 テロ等対策に関しては,外務省海外安全ホームページに掲載されている以下の情報も併せてご参照ください。

(1) パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」

https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_03.html

(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」

https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_10.html

   また,インドの危険情報等についても外務省海外安全ホームページに掲載されていいますので,ご自身及びご家族の安全対策の参考にしてください。

(問い合わせ窓口)

○在ベンガルール日本国総領事館

電話: (91) -80-4064-9999

メール:cgiblr@ig.mofa.go.jp

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