マハーラーシュトラ州政府による集会禁止措置

●ポイント

現在、マハーラーシュトラ州政府はムンバイ市内において4名以上で集まるなど集会を明日10日(日)午前11時まで禁止する措置を取ると発表いたしました。

警察に確認したところ、これは予防的措置として、ヒンドゥームスリム宗教施設,公共交通機関,空港,駅,市場等において集会を禁止とするもので、現在までのところムンバイ市内において対立等が発生しているとの情報は入ってないとのことです。

在留邦人及び短期渡航者の皆様へ

インド最高裁判所によるウッタル・プラデシュ州アヨーディヤにおけるバブリ・マスジッド跡地の所有権に関する判決が11月17日(日)までに下される見込みです。同判決の内容によってはインド各地で混乱や衝突が発生する可能性がありますので,不測の事態に対する注意が必要です。

1 報道によると,インド最高裁判所は,11月17日(日)までに,長い間インドの宗教間対立の象徴となってきたウッタル・プラデシュ州アヨーディヤにおけるバブリ・マスジッド跡地の所有権に関する判決を下す見込みです。インド政府はウッタル・プラデシュ州に治安部隊を派遣し,その他各州にも治安維持の準備を進めるよう指示を出しているほか,ヒンドゥームスリムの有力団体等が治安を乱さぬよう判決を平和的に受け入れることを表明していますが,判決の前後にウッタル・プラデシュ州に限らず,インド各地で混乱や衝突が発生することも懸念されます。

2 現在、マハーラーシュトラ州政府はムンバイ市内において4名以上で集まるなど集会を明日10日(日)午前11時まで禁止する措置を取ると発表いたしました。

警察に確認したところ、これは予防的措置として、ヒンドゥームスリム宗教施設,公共交通機関,空港,駅,市場等において集会を禁止とするもので、現在までのところムンバイ市内において対立等が発生しているとの情報は入ってないとのことです。

在留邦人の皆様,インド渡航中の皆様におかれましては,騒乱やテロ事件等の不測の事態に巻き込まれることのないよう最新の治安情報の入手に努め,特に,騒乱やテロの標的となりうる宗教施設,公共交通機関,空港,駅,市場など多数の人が集まる場所には用事のない限り近づかない,公共交通機関の利用や繁華街等への外出が必要な場合には,滞在を必要最小限とし,周囲の状況,特に不審車両や不審物の有無等周囲の状況に一層の注意を払うなど安全対策に十分心掛けてください。また,騒乱やテロ事件が発生した場合の対応策を再点検し,状況に応じて適切な安全対策が講じられるよう心掛けてください。

3 テロ等対策に関しては,外務省海外安全ホームページに掲載されている以下の情報も併せてご参照ください。

(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」

https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_03.html

(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」

https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_10.html

また,インドの危険情報等についても外務省海外安全ホームページに掲載されていますので,ご自身及びご家族の安全対策の参考にしてください。

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【問い合わせ先】

在ムンバイ日本国総領事館警備班

電話(91−22)2351−7101

メール ryoji@by.mofa.go.jp

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