●8月15日(火)はインドの独立記念日のため、首都デリーなどにおいて祝賀行事が予定されており、政府要人などの参加が見込まれるため、各地において交通規制及び警戒態勢が敷かれます。インド治安当局は爆弾テロ等への警戒を強めており、一層の注意が必要です。
●7月31日から8月1日にかけてハリヤナ州で発生した宗教間対立に基づく暴動については再発生の可能性に注意してください。
1 8月15日(火)のインド独立記念日には、首都デリーのラール・キラー(レッド・フォート)で行われる祝賀行事の他、国内各地において州政府等が主催する行事が予定され、政府要人の参加が見込まれることから、会場周辺では交通規制及び警戒態勢が敷かれます。
例年、デリーにおける交通規制はデリー交通警察ウェブサイト上で確認することができます。
(デリー交通警察ウェブサイトのトラフィックアドバイザリー)
https://delhitrafficpolice.nic.in/traffic-diversions
2 デリー警察は、独立記念日を前に、刑事訴訟法第144条に基づき、ラージガート、ITO、ラール・キラー(レッド・フォート)などの近くで、いかなる種類の集会も禁止する措置を課しています。インド治安当局は、平素から過激派組織による爆弾テロ攻撃等への警戒を行っているところですが、多くの要人等が集まる独立記念日のセレモニーは、その標的となりやすく、同記念日前後にはテロ事件の発生に対してより一層の注意が必要です。
3 独立記念日の注意とは別に、ハリヤナ州ヌー地区における宗教間対立に端を発した先々週の暴動はグルガオン地区南部にも波及しましたが、この事案のきっかけを作ったVHP(世界ヒンドゥー協会)とヒンドゥ−右派組織が、8月28日に前回と同じヌー地区で宗教行事を計画中と報道されていますので注意が必要です。在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、暴動やテロなど不測の事態に巻き込まれることのないよう、可能性のある場所や群衆には近づかないなど安全対策を十分心掛け、最新の治安情報の入手に努めてください。
(お問合せ先)
在インド日本国大使館
電話:+91-(0)11-4610-4610(代表)
メールアドレス:
○領事関連事項
jpemb-cons@nd.mofa.go.jp
○配偶者等が外国籍の場合の日本入国査証に関することなど
jpemb-visa@nd.mofa.go.jp
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