イスラエル・パレスチナ武装勢力間の衝突に伴う注意喚起(10月12日)

パレスチナ武装勢力ハマスは、世界中のイスラム教信者に対し、パレスチナに連帯を示す行動をとるよう呼びかけました。バーレーン国内でも今次衝突が勃発した7日(土)から連日、シーア派地区内において、パレスチナ支持、反イスラエルを訴えるデモが行われています。

こうしたデモは現在のところ、小規模でいずれも平和裏に行われていますが、集団礼拝が行われる明日13日(金)は、大規模な集会デモの実施が見込まれ、治安部隊も警戒を強化しています。

●予想される危険

・過去には、デモ隊の一部が過激化し、タイヤ放火、道路封鎖、治安部隊への投石、火炎瓶の投てき等が発生し、デモ隊、治安部隊双方に死傷者が出る事案も発生しています。昨今の国内治安状況は落ち着いてきているとはいえ、デモ隊の一部が急に過激な行動に出たり、テロを敢行したりするおそれがあります。

・こうしたデモ活動は、主にシーア派地区内で行われますが、周辺幹線道路(ブダイヤハイウェイ、シトラ地区主要道路)等にも道路封鎖、タイヤ放火等の影響が及ぶ可能性があります。

シーア派地区の特徴

修繕されていない古い建物が多い、落書きが消されていない、黒い旗が掲げられている等の特徴があり、国内各地に点在しています。詳細は以下リンクをご参照下さい。

【地図】

http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/MAP_%20Demonstration%20Notices.pdf

●注意点

シーア派地区では、デモ参加者と治安部隊との間での衝突(デモ参加者による投石や火炎瓶投てきに対して、治安部隊が催涙ガス弾や散弾銃等で応戦)が発生する可能性があるほか、タイヤ放火やガレキ等障害物の設置により道路が封鎖され、時には脱出できなくなる場合があります。シーア派地区には、昼夜を問わず立ち入らないでください。

バーレーンで過去に発生したテロ事件のほとんどが、警察官を標的としたものです。警察官や警察車両の近くにいると予期せぬ事件に巻き込まれる可能性があるため、警察官や警察車両には近付かないでください。

・ショッピングモールやホテル、観光施設、市場等不特定多数の人が集まる場所に行く際には、周囲の状況に注意を払い、「爆発音が聞こえた」「煙が上がっている」「人が多数集まっている」など少しでも不審な状況を察知したら、直ちにその場を離れ、身の安全を守る行動をとってください。

・事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新情報の収集に努めるとともに、緊急時の連絡手段を確保しておいてください。

【問合せ先】

バーレーン日本国大使館 領事班

メールアドレス: nippon@bh.mofa.go.jp

当館公式サイト(日本語) http://www.bh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

電話:+973-1771-6565

FAX:+973-1771-5059

休館日はこちら  https://www.bh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/aboutus.html

※「在留届」を提出された方で、既に日本に帰国又は他国に転出された方は、以下のURLから「変更届・帰国届」の提出をお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願い致します。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

※このメールは在留届、たびレジに登録されたメールアドレスに配信されております。

災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚の方を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、「在留届」(3か月以上の滞在)または「たびレジ」(3か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者、旅行者の方にご案内いただけますようお願いいたします。