バーレーン騒擾発生11周年に伴う注意喚起(2月7日)

2月14日(月)は、バーレーン騒擾発生11周年に当たります。バーレーン国内の反政府勢力が各地で抗議行動を呼びかけておりますので、ご注意ください。

●予想される危険

・反政府勢力の呼びかけにより、2月上旬から14日(月)夜にかけて、シーア派地区やその周辺地域では集会・デモ等が実施されます。

・2017年までは毎年、2月14日のバーレーン騒擾記念日前後に治安当局や反政府勢力に死者が出る衝突事案が発生しておりました。昨今は、当時と比べれば治安状況が改善しているとはいえ、デモ隊が急に過激な行動に出たり、テロが敢行されたりするおそれもあります。

・一部のシーア派地区では、既に治安当局が警戒を強化しておりますので、治安当局と反政府勢力との間で衝突が発生する可能性があります。

シーア派地区の特徴

修繕されていない古い建物が多い、落書きが消されていない、黒い旗が掲げられている等の特徴があります。国内各地に点在しておりますので、詳細は以下リンクをご参照下さい。

【地図】

http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/MAP_%20Demonstration%20Notices.pdf

●注意点

バーレーンで過去に発生したテロ事件のほとんどが、警察官を標的としたものです。警察官や警察車両の近くにいると予期せぬ事件に巻き込まれる可能性があるため、警察官や警察車両には近付かないでください。

シーア派地区では、デモ参加者と治安部隊との間での衝突(デモ参加者による石や火炎瓶の投てきに対して、治安部隊が催涙ガス弾や散弾銃等で応戦)が発生する可能性があるほか、タイヤ放火やガレキ等障害物の設置により道路が封鎖され、時には脱出できなくなる場合があります。シーア派地区には、昼夜を問わず立ち入らないでください。

・ショッピングモールやホテル、観光施設、市場等不特定多数の人が集まる場所に行く際には、周囲の状況に注意を払い、「爆発音が聞こえた」「煙が上がっている」「人が多数集まっている」など少しでも不審な状況を察知したら、直ちにその場を離れ、身の安全を守る行動をとってください。

・事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新情報の収集に努めるとともに、緊急時の連絡手段を確保しておいてください。

【問合せ先】

バーレーン日本国大使館 領事班

メールアドレス: nippon@bh.mofa.go.jp

当館公式サイト(日本語) http://www.bh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

電話:+973-1771-6565

FAX:+973-1771-5059

休館日はこちら  https://www.bh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/aboutus.html

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