昏酔強盗被害の発生(ケープタウン市中心部)

ケープタウン市中心部で、邦人が昏酔強盗(薬物やアルコールを飲ませ昏酔状態にさせた隙に盗みを行う犯行)の被害に遭いました。

●面識のない人物から声を掛けられた場合は十分に警戒してください。

●飲食店等で店員以外の第三者から提供された飲食物を安易に口にしないでください。

1 3日(土)17時頃、邦人がケープタウン市中心部Green Market周辺の飲食店で単独で食事をしていたところ、白人の男3名に声を掛けられました。その後、飲食を共にし、19時頃、その内の1名より提案がありLong streetのバーへ徒歩で移動し、バーで3杯ほどアルコールドリンクを摂取したところ、急に具合が悪くなり酩酊、吐き気、腹痛を催しました。不安になった邦人が1人で帰宅しようとするも、男が邦人の滞在先までついてきたため断り切れず部屋に上がらせてしまい、邦人がトイレで嘔吐等を繰り返している内に、男は部屋内の金品(PC、スマートフォン、クレジットカード、現金、衣類等)を奪い逃走しました。幸い、異変に気付いた邦人滞在先の警備員の通報により駆けつけた警察官により男は逮捕され、PCやスマートフォン

邦人に返却されましたが、クレジットカード1枚と現金2,500ランドが返却されていないとのこと。

 このバーで邦人が飲んだドリンクは、白人の男が注文して席まで運んで来たものであり、この間に薬物等を混入された可能性があります。

2 つきましては、以下の点に留意して安全対策を講じるようにしてください。

(1)面識のない人物から声を掛けられた場合は十分に警戒し、安易に相手の要求や提案に応じないでください。

(2)飲食店では店員からサーブされることを原則とし、第三者、特に初対面の人物から提供されたものを安易に口にしないでください。店員がサーブしない形態の店舗(バーなど)では、自身の飲食物は自身で注文、受け取ってください。店舗以外においても、初対面の人物から提供される飲食物に注意してください。

(3)初対面の人物を安易に自宅に立ち入らせないでください。

3 万一、事件・事故等に巻き込まれた場合は、警察当局へ被害を届け出ると同時にその概要を在ケープタウン領事事務所に連絡してください。

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ケープタウン領事事務所

電話:(国番号27)-(0)21-425-1695

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