パラグアイ国内都市部における強盗被害に関する注意喚起

パラグアイ国内の都市部において、強盗(路上強盗)による被害が頻発しており、最近の報道においても被害者が抵抗するなどして負傷、死亡する事件が続けて報じられています。

●日常的に貴重品・金品の管理には注意を払い、外出時には携帯電話や貴重品などを安易に見せないよう心掛けてください。

●強盗犯は、銃器や凶器を携行していることが多く抵抗された場合には危害を加えることをいとわないため、万一強盗に遭遇した際は抵抗しないことが、人命を守る上で非常に重要です。

報道によれば、5月12日、セントラル県ビジャ・エリサ市のミニスーパーにマスク姿の男2名が侵入し、客や従業員を銃器で脅す強盗事件が発生しました。この事件では客の一人が犯人の指示に従わず逃走しようとしたため、顔面を殴られて負傷しています。5月21日には、同県ルケ市にて、開店間際の店舗に強盗2名が押し入り店主の男性と銃撃戦となり、店主の男性と強盗犯1名が死亡する事件が発生しました。5月22日には、同県サン・ロレンソ市内の路上にて、バイク2台による強盗が発生し、被害者が抵抗したため銃撃されて負傷する事件が発生しました。

パラグアイ国内の都市部において、強盗(路上強盗)による被害が頻発しています。特に、アスンシオン市、セントラル県(ルケ市、サン・ロレンソ市、フェルナンド・デ・ラ・モラ市)、アルト・パラナ県シウダ・デル・エステ市などといった都市部において、特に注意が必要です。

・強盗犯は、銃器や凶器を携行していることが多く、抵抗された場合には危害を加えることをいとわないため、万一強盗に遭遇した際は抵抗しないことが、人命を守る上で非常に重要です。

・日常的に貴重品・金品の管理には細心の注意を払い、外出時には携帯電話や貴重品などを安易に見せないよう心掛けてください。人通りの少ない場所や夜間帯は、強盗の標的となりやすく一層の注意が必要です。

・タクシーや配車サービスなどを含めた車での移動の際、開いていた窓から携帯電話を盗まれる被害も多く発生しているため、窓の開放やドアのロックには気を配るようにしてください。

・銀行やATMを利用した際、待ち伏せをされたり、後を付けられたりして強盗被害に遭うケースも発生しています。利用前に付近に不審な人物や車両がいないか確認し、利用後は周囲を警戒しつつなるべく人通りの多い経路を利用してください。

アスンシオン市西部の川沿い周辺に位置するチャカリータ地区やバニャード・スル地区などの貧民街には不用意に近づかないようにしてください。

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