ケニア国内におけるテロの脅威に関する注意喚起

● 8月7日(日)は、1998年、ケニア及びタンザニアで発生した米国大使館同時爆破テロ事件が発生してから24年目の節目に当たります。

● また、米国政府は、7月31日にテロ組織アル・カーイダの指導者アイマン・ザワヒリが米国の空爆によって死亡したことを受け、米国人及び米国権益に対するテロについて注意を呼びかけています。

● 現時点で具体的な脅威情報の把握には至っていませんが、今次の機会をとらえて、国内のいずれかの場所でテロが敢行される可能性は否定できません。

● 皆様におかれては、ケニア総選挙と併せ、テロの脅威についても引き続き留意していただくよう、お願い致します。

● なお、「ここは日本ではない」という意識を持ち、テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう以下の対応に努めて下さい。

(1)最新の関連情報の入手に努める。

(2)以下の場所がテロの標的となりやすいことを十分認識する。

 米国等の西側公館等、観光地(ナショナルパークを含む)、観光地周辺の道路、スポーツの競技場、記念日・祝祭日等のイベント、公共交通機関、観光施設、レストラン、ホテル、ショッピングモール、スーパーマーケット、ナイトクラブ等の人が多く集まる施設、教会・モスク等宗教関係施設、政府関連施設(特に軍、警察、治安関係施設)等。

(3)現地当局の指示があればそれに従う。特に銃撃、車両突入及び爆弾等の事案に遭遇してしまった場合には、警察官等の指示をよく聞き冷静に行動するように努める。

《車両突入の場合》

・できるだけ車道側ではなく建物側を歩く。

・ガードレールや街灯などの遮へい物がない歩道等では危険が増す。

《爆弾、銃器を用いたテロに遭遇した場合》

・頑丈なものの陰に隠れる。

・周囲を確認し、可能であれば、銃撃音等から離れるよう、速やかに、低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。閉鎖空間の場合、出入口に殺到すると将棋倒しなどの二次的な被害に遭うこともあり、注意が必要。

【お知らせ】

※ 在ケニア日本国大使館領事警備班では、当館緊急情報配信用ツイッター

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令和4年8月3日

ケニア日本国大使館

電話:020−2898−000(24h対応)

ホームページ:http://www.ke.emb-japan.go.jp/