● 報道によれば、先般(2月26日)、米国連邦航空局(FAA)が、民間航空会社等に対し、ケニア上空を通過する航空機等(空港含む)を標的とした過激派による攻撃の可能性があるとして注意喚起を発出しています。
● 同注意喚起によれば、特に警戒を要するのは、東経40度以東(マンデラ郡、ワジール郡、ガリッサ郡、ラム郡、タナ・リバー郡及びキリフィ郡の一部)のエリアで、低空飛行時(高度26,000フィート以下)とされています。
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● 最近は、ケニア国内においてもアル・シャバーブの活動が非常に活発になっており、現時点において具体的な脅威情報の把握には至っていないものの、国内のいずれかの場所で、テロが敢行される可能性が否定出来ません。
● この機会に、在留邦人及び渡航者の皆様におかれては、治安にかかる最新情報の入手に努め、十分な安全対策を講じるよう心がけて下さい。
ナイロビ市内をはじめ、ケニアに渡航・滞在される方は、「ここは日本ではない」という意識を持ち、テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう以下の対応に努めて下さい。
(1)最新の関連情報の入手に努める。
(2)以下の場所がテロの標的となりやすいことを十分認識する。
観光地周辺の道路、スポーツの競技場、コンサートや記念日・祝祭日等のイベント、公共交通機関、観光施設、レストラン、ホテル、ショッピングモール、スーパーマーケット、ナイトクラブ、映画館等人が多く集まる施設、教会・モスク等宗教関係施設、政府関連施設(特に軍、警察、治安関係施設)等。
(3)現地当局の指示があればそれに従う。特に銃撃、車両突入及び爆弾等の事案に遭遇してしまった場合には、警察官等の指示をよく聞き冷静に行動するように努める。
《車両突入の場合》
・できるだけ車道側ではなく建物側を歩く。
・ガードレールや街灯などの遮へい物がない歩道等では危険が増す。
《爆弾、銃器を用いたテロに遭遇した場合》
・頑丈なものの陰に隠れる。
・周囲を確認し、可能であれば、銃撃音等から離れるよう、速やかに、低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。閉鎖空間の場合、出入口に殺到すると将棋倒しなどの二次的な被害に遭うこともあり、注意が必要。
【お知らせ】
※ 在ケニア日本国大使館領事警備班では、大使館からの情報をいち早く入手していただくため、「緊急情報配信用ツイッター」を開設しています。是非この機会にフォローして下さい。以下のURLから簡単にアクセス出来ます。
https://twitter.com/JapanEmbKE_EMR
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令和2年3月2日
在ケニア日本国大使館
電話:020−2898−000(24h対応)