明日4月6日に予定されている大規模デモについて

●明日(4月6日水曜日)、地域抵抗委員会及びスーダン職業連盟は、国軍による政権奪取事案に抗議する大規模デモの実施を呼びかけています。明日のデモはスーダン各地で行われる模様です。

●4月6日は、1985年にヌメイリ政権(当時)が崩壊した日であり、2019年には、バシール政権退陣を求めるスーダン国民によって、座り込みが始まった日でもあるので、地域抵抗委員会等はこの日を再び革命の日にしようと大々的に広報を行っています。明日のデモは今までに比べて大規模になる可能性があるり注意が必要です。不必要な外出は厳に控えるようにお願いいたします。

ハルツームの地域抵抗委員会の呼びかけによれば、デモ参加者は、午後4時にハルツーム地区のアフリカストリート、バハリ地区のアル・ムアッササ、オムドゥルマン地区の国会議事堂、東ナイル地区の、東ナイルラウンドアバウトに向かう模様です。

●治安部隊は毎回催涙弾や銃器を使ってデモ隊を制圧しており、現在まで93名のデモ隊の方が亡くなっています。ブリ地区(ハルツーム空港の北東)等デモが予定されていない場所でも急きょデモが行われ、治安部隊と衝突するケースも増えています。

●デモの行われている場所、またその周辺は、巻き添え被害に遭う可能性が非常に高く大変危険ですので、邦人の皆様におかれましては、デモ等によって人が集まる場所、逃げているデモ隊には決して近づかないでください。万が一、デモ、または、逃げているデモ隊に鉢合わせましたらその場から急いで離れる、障害物に身を隠すなど、自らの安全を守る行動をとるようにお願いいたします。