●明日（12月19日月曜日）、地域抵抗委員会等は、軍による政権奪取事案、及び12月5日に署名された政治合意（枠組合意）に抗議するためデモ活動の実施を呼びかけています。12月19日は、2018年に旧バシール政権を打倒した国民的デモ活動が始まった象徴的な日とされています。
●ハルツーム地域抵抗委員会等の呼びかけによると、デモ参加者の集合場所は以下のとおりです。
・ハルツーム市：午前9時に7 Station（大使館の南方約7km）、及びAbu Hamama（大使館の南西約3km）に集合後、午前10時に共和国宮殿に向けて行進。
・オムドゥルマン市：午前11時にAl Arbeen通りに集合後、正午からAl Morda通り、国会議事堂、及び白ナイル橋へ行進。
・北ハルツーム市：午後1時にAl Moassasa通りに集合後、マク・ニミール橋へ行進。
・東ナイル市：東ナイル橋に向けて行進。
●現時点で政府からの正式発表はありませんが、当日はインターネット・電話回線の遮断や、ハルツーム中心部へ向かう橋・主要道路の封鎖等が実施される可能性が否定できません。
●治安部隊は毎回催涙弾を使ってデモ隊を制圧しており、現在まで122名の方が亡くなっています。最近では、治安部隊が催涙弾に石や釘を詰めて発射しているとの情報もあります。
●また、当日はハルツーム以外を含むスーダン各地でも大規模デモが行われる可能性があり、デモ隊と治安部隊との衝突が複数箇所で発生する可能性が否定できません。
●デモの行われている場所、またその周辺は、巻き添え被害に遭う可能性が非常に高く大変危険ですので、邦人の皆様におかれましては、デモ等によって人が集まる場所、逃げているデモ隊には決して近づかないでください。
●万が一、デモ、または、逃げているデモ隊に鉢合わせした場合には、その場から急いで離れる、障害物に身を隠すなど、自らの安全を守る行動をとるようにお願いいたします。
【問い合わせ先】
在スーダン日本国大使館
電話：+249(1)83 471601
メール：contact@kt.mofa.go.jp
※「たびレジ」簡易登録をされた方で、メールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。
