邦人を狙った窃盗事案の発生

【ポイント】

アディスアベバ市内で邦人が狙われる事件が連続発生。

・防犯対策を徹底してください。

・犯罪被害にあったときは、すぐに日本大使館へ連絡願います。

【本文】

1.アディスアベバ市内において、以下のとおり、邦人が犯罪者に狙われる事件が連続発生しました。

(1)3月27日(日)正午ごろ、ボレ地区メダニアレム教会付近の住宅街を歩いていた邦人が、徐々に接近してきた3人の男に取り囲まれ、1人に右腕をつかまれ、同時に別の1人がズボンの左前ポケットに手を差し入れた。邦人が手を振り払うと、男らは何も取らずに逃げていった。相手は10代半ばくらいの若い男3人組。

(2)3月30日(水)午後9時ころ、ボレ地区ジャパンマーケット付近のレストラン前において、食事を終えて店の前で携帯電話で通話していたところ、男1人乗りのオートバイが左方から接近し、通り過ぎざまに右手に保持していた携帯電話をひったくり、そのまま逃走した。

2.犯罪被害に遭わないために

(1)日中・夜間を問わず、徒歩移動は極力避けてください。徒歩移動の際は、貴重品は窃盗が容易な胸ポケット等に入れないでください。財布、携帯電話などの貴重品にはチェーンやストラップを付け、着衣や身体に結束するなどして、スリ被害防止に努めてください。常に周囲を警戒し、異変を感じた場合はすぐにその場を離れてください。

(2)徒歩移動中に・腕をつかむ・水や唾をかける・物を売るそぶりで執拗にまとわりつく等、1人が歩行者の注意を引くと同時に、別の者が貴重品を盗む事件が多発しています。そのような場面では、付近に共犯者がいて犯行の機会を窺っています。速やかに、距離をとってその場から離れてください。

(3)上記事例(1)の当事者によれば、男の手がズボンのポケットに入ってきた感覚はほとんど無く、気付いたら手が入っていたとのことです。幸いポケット内の携帯電話はストラップでベルトに結着されていたことから、盗難被害には遭いませんでした。

(4)オートバイを使用したひったくりは、一歩間違えば大きな怪我につながるおそれがあります。標的にならないために、屋外での携帯電話使用は極力控えてください。屋外での携帯電話使用の際は周囲の警戒を怠らず、ながらスマホは絶対に止めてください。

3.万が一、犯罪の被害に遭われた場合には、すぐに末尾の連絡先までご連絡願います。

以上                            

【在エチオピア日本国大使館】

代表電話:011-667-1166

《緊急連絡先》

警備領事班

0911-200-721(高橋)eiji.takahashi@mofa.go.jp

0911-216-773(中崎)taisei.nakazaki@mofa.go.jp

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