【NSW州】コロナ関連各種規制の緩和（２月１８日（金）および２月２５日（金）から）

【ポイント】

●NSW州政府は、コロナ関連の各種規制を緩和すると発表しました。

●２月１８日（金）以降、接客業店舗における２平方メートル規則の撤廃、入店時のQRコード登録義務の解除（ナイトクラブ等一部の屋内施設を除く）等の規制緩和が適用されます。

●２月２５日（金）以降、マスク着用義務に関する規制が緩和されます。マスクの着用義務の対象は、現行では「自宅を除くすべての屋内施設」となっていますが、同日以降は、公共交通機関や航空機、空港、病院等の特定の屋内施設に限定されます。

【本文】

１　NSW 州政府は、州内の入院者数・集中治療室での治療者数が落ち着いてきていること、また州内のブースター・ワクチン接種率が５０％に到達したこと等の現状を受けて、コロナ関連の各種規制を緩和すると発表しました。NSW州政府は、引き続き州民の安全に細心の注意を払いつつ、可能な限り早期に社会活動を再開させるよう、バランスに配慮していくとの方針を示しています。

２　２月１８日（金）以降、以下の規制緩和が適用されます。

（１）接客業店舗で適用されてきた人の密度に関する２平方メートル規則が撤廃されます。

（２）入店時のQRコード登録義務はなくなります（ナイトクラブ及び聴衆１千人を超える音楽祭会場を除く）。病院や高齢者・障害者施設は、既存の登録制度が引き続き活用可能です。

（３）歌唱及びダンスは、音楽祭を除くすべての場所で許可されます（なお、下記４（４）のとおり、２月２５日（金）以降は、音楽祭においても歌唱とダンスが許可されます）。

（４）在宅勤務の実施について、NSW州政府として推奨する方針を改め、雇用者の裁量に委ねます。

３　２月２１日（月）以降、以下の規制緩和が適用されます。

（１）ワクチン接種未完了の海外からの帰還者に対する強制隔離期間が、入州後１４日間から７日間に短縮されます。

４　２月２５日（金）以降、以下の規制が緩和されます。

（１）マスク着用義務は、下記の屋内施設に限定されます（現行規定では、自宅を除くすべての屋内施設でのマスク着用が義務）。

ア　公共交通機関

イ　航空機

ウ　空港