商用便を利用した早期出国の呼びかけ（続報）

【ポイント】

● ウクライナとの国境沿いではロシア軍等の撤退の動きが見られず、米国は部隊を増強していると発表しており、依然緊張状態が続いています。更に、隣国ベラルーシでは、2月10日から20日までの間、ロシアとの軍事演習が行われるとの情報もあり、今後更に緊張が高まることが予想されています。

● これらの状況を踏まえ、日本国政府は、ウクライナ全土に対して危険情報「レベル３：渡航は止めてください。（渡航中止勧告）」を発出し、商用便等が運航されている今、これらを利用してできるだけ速やかに出国することを強くお勧めしています。

● 出国に際しての情報を、本領事メールの本文に掲載しておりますので、そちらもご参照ください。

● 未だウクライナに滞在中の方は、緊急事態発生時に備え、改めて1月19日スポット情報も参考にして、確実に準備をしてください。

●在ウクライナ日本国大使館は、現在もキエフにて邦人保護業務などの領事業務等を継続していますので、ご相談や連絡事項等あれば、お気軽にご連絡ください。

【本文】

１　ウクライナとの国境沿いではロシア軍等の増強が撤退の動きが見られず、米国は部隊を増強していると発表しており、依然緊張状態が続いています。更に、隣国ベラルーシでは、2月10日から20日までの間、ロシアとの軍事演習が行われるとの情報もあり、更なる緊張の高まりが予想されます。

２　現在の主な商用便の運航状況は以下のとおりです。

・キエフ、リヴィウ、オデッサ、ハルキウ、ザポリッジャ等からの便は運航継続中

・残席数が少なくなっている便もあり

・安いチケットが売り切れた便も多くあり

３　ウクライナ出国決定の際は、以下の情報を、当館領事メール　（ryouji＠kv.mofa.go.jp ）宛てにご連絡願います。

・氏名

・出国先

・利用航空便名

４　外国籍の配偶者やお子様の日本の査証（ビザ）発給に関するご相談等は、ご事情と以下の情報を当館領事メール　（ryouji＠kv.mofa.go.jp ）宛てにご連絡願います。

・質問者氏名

・連絡先

・査証申請者の旅券情報（写真面のコピー）

・申請者と日本人の家族関係、ウクライナ出国希望日

５　日本渡航時の主な注意点や参考情報は以下のとおりです。

・新型コロナPCR検査（陰性）証明書

-日本の所定フォーマットへの証明書交付可能機関リスト：

-日本のフォーマットを利用できない場合でも、要件を満たせば有効と取り扱われます。

-厚生労働省HP「検査証明書の提出について」：

・質問票（QRコード）の準備

　-チェックイン時、質問票QRコードの提示を求められる場合があります。

６　緊急事態が発生すれば、今は購入できる食料・燃料（ガソリン含む）などの生活必需品を入手できなくなる可能性があります。未だウクライナに滞在中の方は、改めて１月１９日スポット情報も参考に、備蓄品の準備や避難場所の確認等を確実に行ってください。

７　在ウクライナ日本国大使館は、ウクライナ滞在の日本人の方に直接電話やメールをして、出国の意向などについてお伺いしています。まだ、当館とコンタクトを取られたことがない方は、当館まで至急ご連絡ください。

８　当館は、現在もキエフにて邦人保護業務などの領事業務等を継続していますので、ご相談や連絡事項等あれば、お気軽にご連絡ください。

【連絡先】

在ウクライナ日本国大使館

臨時のお問い合わせ窓口　+380-50-335-7247、+380-50-335-7225

代表電話　+38(044)490-5500

領事部　+38(044)490-5501

領事メール　ryouji＠kv.mofa.go.jp