○1月15日(土)午後、コロナ規制反対者等に対抗するデモがハンブルク市内中心部において開催されます。
○更に、コロナ規制反対等に関する大規模デモも実施される可能性があります。
○交通機関の運行に影響が出る可能性がありますので、ご留意ください。
○人が多く集まる場所では、対人間隔の確保やマスクの着用などの衛生措置についても十分ご留意願います。
1 当地警察や報道の情報によると、1月15日(土)12時半頃〜14:45頃までの間、ハンブルク市内中心部(ゲンゼマルクト周辺)にて、コロナ規制反対者やワクチン接種懐疑者に対抗するデモ(カウンターデモ)が予定されています(1,000人規模)。
2 更に、警察は実施を禁止しましたが、コロナ規制反対者やワクチン接種懐疑者は、15日(土)14:30ころ〜19:00ころまでの間、ハンブルク市内中心部において大規模デモ(参加者:約11,000人の見込み)を実施すべく、行政裁判所に対し、警察による禁止決定の取消しを求め、訴えを起こしています。行政裁判所の決定は明日(16日)朝までに出される見込みですが、このデモの実施が認められる場合、デモ参加者は、内アルスター湖を反時計回りに進むように、グロッケンギーサーヴァルから出発し、内アルスター湖北側を巡り、ユングフェルンシュティーク、バリンダム等を経て、グロッケンギーサーヴァルへ行進する予定です。
このデモが実施される場合、警察は態勢を強化して警備にあたるとしており、15日午後からデモのルート周辺では、交通規制等により公共交通機関の運行に影響が出る可能性があります。また、屋外における500人以上の集会の際は医療用マスクの着用義務があり、警察はマスク着用義務違反者を集会から退出させることができます。
3 なお、行政裁判所の決定で上記2の大規模デモが禁止となる場合であっても、デモ主催者がSNSで参集を呼びかけるなどにより、多くの人が集まる可能性があります。
この場合、マスク着用義務違反者と警察、コロナ規制反対者のデモとカウンターデモ参加者が衝突する可能性も排除されません。
4 ついては、ハンブルク市近郊にお住まいの方、及び旅行を予定されている方は、次の事項に注意を払い、不測の事態、無用なトラブルに巻き込まれないよう心掛けてください。
(1)テレビ、ラジオ等の報道に注意を払い、最新情報の入手に努めてください。
(2)集会会場等、人が多く集まる場所や施設は、テロの標的となりやすいことを認識し、常に周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れるなど、その場の状況に応じて安全確保に十分注意を払ってください。
(3)予期せず衝突等に遭遇した場合には、むやみに近づいたり、写真撮影をしたりせず、警察等治安機関の指示に従って、速やかに、かつ落ち着いてその場から立ち去るようにしてください。
(4)携帯電話等の連絡手段を確保するとともに、所属会社・団体や本邦緊急連絡先との間の緊急連絡手段をあらかじめ確認してください。
(5)交通規制等により公共交通機関に影響が出る可能性がありますので、時間に余裕をもった行動を心掛けてください。
(6)ハンブルク州では、新型コロナウイルスの新規感染者数が急増しています。人が多く集まる場所を通過する場合には、対人間隔の確保やマスクの着用を行い、あわせて、うがい・手洗いを励行するなど、衛生面についても十分に配意してください。
(7)なお、何らかの邦人被害情報に接した場合には、当館に連絡してください。
【参考】
■ハンブルク州における防疫措置
https://www.hamburg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00604.html
■ハンブルク州警察ホームページ
https://www.polizei.hamburg/aktuelles/15710762/verkehrshinweis/
https://twitter.com/polizeihamburg
■NDR(北ドイツ放送)
(連絡先)
Rathausmarkt 5 20095 Hamburg
電話:040-3330-170(閉館時は緊急電話対応業者につながります)
FAX:040-3039-9915
E-mail:hamburg-ryoji@bo.mofa.go.jp
URL:https://www.hamburg.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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