フランクフルト市中心部での大規模デモ・集会に対する注意喚起

○12月12日(土),フランクフルト市内中心部で,コロナ規制に反対する抗議や,これに対抗することを目的とした、複数のデモが実施される可能性があります。

○最新の情報を入手して、不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。

○人が多く集まる場所では、対人間隔の確保やマスクの着用などの防疫措置についても十分にご留意願います。

1.警察のプレスリリースによると,12月12日(土),フランクフルト市内中心部において,コロナ規制に反対する大規模なデモ・集会が開催される予定があります。「Querdenken 69」が主催するデモ・集会はフランクフルト市から禁止されましたが,不許可のままであっても多くの人達が集まってデモ・集会を強行する可能性があります。これ以外にも複数のデモ・集会がGoetheplatz, Paulsplatz, Opernplatz, Karlsplatz, Hauptwache, Wiesenhuettenplatz, Rothschildpark, Juergen-Ponto-Platz, Merianplatz, Friedberger Platz等で開催される予定です。

2.実際に,今月5日(土),ブレーメン州において,デモ申請が不許可となったにも関わらず,800人が集まり,一部の参加者が警官隊に暴行を加えたり,多数の犯罪行為が行われました。また、当初申請されていたデモに対しては,複数の反対デモの申請が行われているため,対立するグループによる衝突などに発展する可能性も排除できません。警察においてもこうした事態を警戒して注意を呼びかけています。

3.これに伴い,フランクフルト市内中心部では、警察当局等による交通規制が敷かれ,交通渋滞が発生したり,公共交通機関の遅れ等も予想されますので,十分注意してください。

4.フランクフルト市およびその近郊にお住まいの皆様におかれましては,次の事項に注意を払い,不測の事態,無用なトラブルに巻き込まれないよう心がけて下さい。

(1)テレビ,ラジオ等の報道に注意を払い,最新情報の入手に努めてください。

(2)集会会場等,人が多く集まる場所や施設は,テロの標的となりやすいことを認識し、常に周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れるなど,その場の状況に応じて安全確保に十分注意を払ってください。

(3)予期せず衝突等に遭遇した場合には,むやみに近づいたり,写真撮影をしたりせず,警察官の指示に従って,速やかに,かつ落ち着いてその場から立ち去るようにしてください。

(4)携帯電話等の連絡手段を確保するとともに,所属会社・団体や本邦緊急連絡先との間の緊急連絡手段をあらかじめ確認してください。

(5)人が多く集まる場所を通過する場合には,対人間隔の確保やマスクの着用を行い,あわせて,うがい・手洗いを励行するなど,衛生面についても十分に配意してください。

(参考情報)

■フランクフルト市警察プレスリリース

https://www.presseportal.de/blaulicht/pm/4970/4789052

■フランクフルト市警察Twitter

https://twitter.com/polizei_ffm

■「安全の手引き」(ドイツ)

https://www.de.emb-japan.go.jp/files/000571381.pdf

■「たびレジ」(3か月未満の渡航の方)/ 在留届(3か月以上滞在される方)

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

スマートフォン用 海外安全アプリ

https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html

在フランクフルト日本国総領事館

MesseTurm 34.OG, Friedrich-Ebert-Anlage 49, 60327, Frankfurt am Main

代表電話: +49-(0)69-2385-730(閉館時は緊急電話対応業者につながります)

領事部メール: konsular@fu.mofa.go.jp