侵入窃盗被害に関する注意喚起

●アンマン市内のホテルにおいて、邦人が被害者となる侵入窃盗事件が発生しました。

●侵入手口は、無施錠のベランダ窓から侵入したものでした。

1 以下のとおり、邦人が被害者となる侵入窃盗事件が発生しましたところ、お知らせします。 

(1)発生日時

12月3日(金)午前5時頃

(2)発生場所

アンマン市内ホテルの、日本式2階(同ホテルは、発生場所である部屋のベランダ下にのみ、屋根が設置されている)

(3)状況

被害者が就寝中、隣室からの物音で目覚めると、隣室から寝室をのぞき込んでいる男1名(年齢若め、黒色マスク着用、以下不明)を認めたため、大声を上げた。男は隣室ベランダの無施錠窓から屋根を伝い逃走。被害は、財布内から現金のみ。

2 本事件は,アンマン市内のホテルで発生したものです。ホテル滞在時は、窓の施錠は徹底するとともに、ベランダの状況によっては、日本式3階以上の部屋を借りるなど、自己防衛に努めることをおすすめします。

3 過去にはウム・ウゼイナ地区、シメサニ地区、スウェイフィーエ地区において、邦人居住のアパートメントが被害に遭う空き巣事件が発生しています。誰もが被害に遭遇する可能性がありますので、外出時、在宅時ともに、玄関や窓の施錠を徹底するよう注意してください。

4 防犯対策

(1)住居に対する防犯対策

ア 玄関

・ドアに2つ以上の錠前、チェーン錠を設備する。

・覗き穴、インターホン等の、訪問者を確認する設備を設置する。

・玄関付近を照らす照明設備を設置する。

・玄関前に、防犯カメラを設置する。

イ その他の出入口、窓等

・鍵を2つ以上設備する(外出時には、必ず窓の施錠確認等を行う)。

・センサー等の、侵入警戒装置を設置する。

・照明設備を設置する。

・防犯カメラを設置する。

ウ 建物入り口

・建物正面入口ドアにオートロック設備があるものの、地下駐車場の入口ドアが施錠されていない場合は,容易に建物内に侵入されることに留意する。

(2)その他の防犯上の留意点

・来訪者があった場合には、まず覗き窓等を活用し、誰が来ているのかを確認する(容易に玄関ドアを開けない)。

・面識のない来訪者への対応は、身元や用件が確認できるまでドアを開けず、ドアチェーン越しに対応する等する。

・電気、水道、ガス等の工事関係者であっても、安易に対応しない。

・配達物の受け取りも、慎重に対応する。

・管理人、使用人が犯罪の手引きをする、または、犯罪者に利用される可能性もあることに留意する。

 

在ヨルダン日本国大使館

領事・警備班:担当 入江、武井

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