<防犯注意>集合住宅の地下物置で盗難被害が連続発生

デュッセルドルフ市内を中心に、集合住宅等の地下物置から高価なスーツケース等が盗難被害に遭うケースが連続発生しています(9月から10月にかけて立て続けに被害を把握)。

●1日の中で暗い時間帯が長くなる冬期は、一般的にこのような侵入窃盗事案が増加する傾向にあると言われており、今後も同種事案の発生に注意が必要です。本メールの防犯アドバイスも参考に、十分な防犯対策をお願いします。

1.デュッセルドルフ市内を中心に、集合住宅等の地下物置から高価なスーツケース等が盗難被害に遭うケースが連続発生しています(当館では、9月から10月にかけて立て続けに被害を把握)。いずれの事案も、「集合住宅の出入口」、「地下物置の共同スペースの出入口」、「地下物置の個人スペースの出入口」の全てに施錠設備が設置されていたにもかかわらず、犯人は巧みに侵入し、最終的に、地下物置の個人スペースの施錠設備を開錠(又は破壊)して窃盗に及んだことが判明しています。

2.過去の統計では、特に11月から翌1月までの間は1日の中で暗い時間帯が長くなるため、一般的に空き巣のほかこのような侵入窃盗事案が増加する傾向にあると言われており、今後も同種事案の発生に注意が必要です。以下の防犯アドバイスも参考に、十分な防犯対策をお願いします(NRW州警察も推奨)。

●可能な限り、地下物置には高価な家財を保管しないこと(施錠設備がピッキング、焼き切り等により開錠される可能性があることに注意)

●「集合住宅の出入口」、「地下物置の共同スペースの出入口」、「地下物置の個人スペースの出入口」は、たとえ短時間であっても確実に施錠すること(集合住宅の場合、他の世帯の防犯意識が低いと感じたら、住居管理者に相談の上、貼り紙等で注意喚起を行うことも重要)

●来訪者がドアの解錠を求めてきた場合は、相手の人定事項、来訪目的等を確認し、少しでも不審に感じたら絶対に解錠しないこと

●鍵を紛失した場合は、速やかに住居管理者に連絡の上、シリンダーごと交換すること

●貴重品は、リストにより記録化しておくとともに、必要に応じて写真撮影を行うこと

●防犯カメラ等の警備機器を設置する場合は、スマートフォンと連動したもの(例えば、異常を感知した際、防犯カメラ画像をスマートフォンで確認できる機能があるもの)を選択することも有効

●集合住宅内部を不審に徘徊する見慣れない人物を発見したら、迷わず警察に110番通報すること(地元警察によれば、特に薬物依存者が集合住宅の地下物置等に侵入し、窃盗に及ぶケースがしばしば発生しているとのこと)

<参考>

NRW州内の各市警察本部では、1週間毎に、空き巣被害(金銭的実害が発生していない未遂を含む)の発生状況を地図上にプロットした資料(Wohnungseinbruchs Radar)を公表しています。「お住まいの都市名、Wohnungseinbruchs Radar、Polizei」などと入力の上、インターネットを通じて検索すれば確認可能ですので、防犯上の参考としてください。

デュッセルドルフ市警察

https://duesseldorf.polizei.nrw/artikel/wohnungseinbruchradar

■ケルン市警察

https://koeln.polizei.nrw/einbruchradar-fuer-koeln-und-leverkusen

ボン市警察

https://bonn.polizei.nrw/artikel/aktuelle-einbruchssituation

(お問合わせ先)

○在デュッセルドルフ日本国総領事館

電話  + 49 (0)211-16482-20(閉館時は緊急電話対応業者につながります)

FAX  + 49 (0)211-16482-76

E-mail  konsul@ds.mofa.go.jp

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