イレチャ祭への注意喚起

【ポイント】

・10月2日(土)〜3日(日)はイレチャ祭(オロモ民族の祭典)です。

アディスアベバ市内のマスカル・スクエア付近では、準備も含めて1日(金)の午前から広範囲な道路封鎖が行われます。

・過去にイレチャ祭が暴動に発展したことがあります。

・防犯及び感染症対策に留意してください。

【本文】

1.10月2日(土)〜3日(日)、はイレチャ祭(オロモ民族の祭典)です。10月2日(土)はアディスアベバ市内マスカル・スクエア付近において、10月3日(日)はビショフツ(デブラゼイト)において、大規模な行事が開催される予定です。

  例年、この祭典に合わせてオロミア州各地から非常に多くの人々がアディスアベバ市内に集まり、会場周辺では道路封鎖や警察官による保安検査などで大混雑が予想されます。

  2日(土)及び3日(日)がイレチャ祭とされていますが、アディスアベバ市警察などによりますと、イベントに向けた準備のため、1日(金)午前9時からマスカルスクエアに通じる市内の道路が広範囲に封鎖されます。

  2日(土)は、午前6時からイベントが終了するまでの間、アディスアベバ市内においてマスカルスクエアに通じる市内の道路が広範囲に封鎖されます。

2.2016年オロミア州ビショフツ(デブラゼイト)で行われたイレチャ祭では、参加者と警察官との間で衝突が発生し、多数の死傷者が出たとされています。また、2019年には、イレチャ祭後にオロミア州各地で暴動が発生し、80名以上が死亡したとされています。

  期間中は、会場周辺はもとより、その他の地区においても群衆が形成される可能性があります。

  多数の人が集まる場所はテロの標的にもなり得るほか、興奮した群衆が暴徒化し、警察官との衝突に発展する可能性も排除できません。また、多くの人が密集する場所は、新型コロナウイルス感染症予防の観点からも注意が必要です。

  在留邦人の皆様は、引き続き最新の情報収集に努めるとともに、祭りの開催期間中は会場周辺地区への不要不急の外出はおやめください。外出する際は、封鎖されている場所や異音のする方向、群衆が集まっている場所には近付かず、十分注意して行動してください。

 以上                            

【在エチオピア日本国大使館】

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0911-200-721(高橋)eiji.takahashi@mofa.go.jp

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