ノルウェーにおける感染状況及び入国制限・自己隔離措置対象国(地域)の変更等(9月3日現在)

ノルウェー公衆保健研究所(FHI)は、本3日時点で累計163,363人の新型コロナウイルス感染が確認されたこと(過去1週間で9,835人の増加)、また、過去6週間感染者数は増加傾向にあり、とりわけオスロ市やトレンネラーグ地方での増加が目立っていること等を発表しています。

●3日、ノルウェー政府は、FHIが感染状況基準を満たす国及び地域の変更を行ったことを受け、外国からの入国制限・自己隔離措置対象国(地域)の変更を発表しました。

●居住地自治体の規制措置や推奨措置などの最新情報を収集するとともに、三密(密閉空間、密集場所、密接場面)を避け、手洗い、うがい、咳エチケットの徹底など感染予防に努めてください。

1 ノルウェー国内の感染状況

FHIは、国内の感染状況に関し、以下を発表しました(以下【 】内の人数は前週比)。

(1)3日時点の累計感染者数は、163,363人【+9,835人】。累計死亡者は、822人【+8人】。

(2)過去6週間、感染者数は増加しており、第34週(8月23日から29日)の感染者数は、第33週(8月16日から22日)に比して約2倍の8,619名であったこと(とりわけオスロ市やトレンネラーグ地方で急増)、また、デルタ株が支配的な変異株(8月23日から29日の感染事例は1,956人)である中、ワクチン接種者の感染も確認されていること等が報告されており、引き続き注意喚起がなされています。詳細は、以下のFHI定期報告をご参照ください。

https://www.fhi.no/publ/2020/koronavirus-ukerapporter/

(3)その他、ノルウェー国内の地域別感染状況等に係る最新情報は、以下をご活用ください。

https://www.fhi.no/en/id/infectious-diseases/coronavirus/daily-reports/daily-reports-COVID19/

2 入国制限・自己隔離措置対象国(地域)の変更(色分けの変更)

9月6日(月)午前0時より、各国・地域の色分けは以下のとおりとなる予定です。ただし、北欧各国は地域毎に色分けがされているため、詳細は(参考1)及び(参考2)でご確認ください。

〇「緑」:ハンガリーポーランドスロバキアチェコ

〇「オレンジ」:イタリア、サンマリノバチカンクロアチアルクセンブルクオーストリアラトビア、マルタ、ルーマニア

〇「赤」:ポルトガルアイルランドアイスランドギリシャ、フランス、エストニア、ベルギー、リトアニア、スイス、リヒテンシュタインブルガリア、ドイツ、アンドラモナコ、スペイン、スロベニア、オランダ

〇「濃い赤」:キプロス、イギリス

〇「紫」:オーストラリア、ニュージーランドシンガポール、台湾、サウジアラビア

(参考1)今次発表の詳細は、以下のプレスリリースをご参照ください。

入国制限・自己隔離措置対象国(地域)の変更(9月3日付)

https://www.regjeringen.no/no/aktuelt/endringer-i-innreiseregler-for-flere-land-og-omrader3/id2870253/

(参考2)FHIの感染状況基準を満たす国及び地域(各国・地域の色分け)の最新情報は以下のFHIホームページの地図をご参照ください(但し、3日現在、上記の発表に伴う変更は反映されておらず、毎週日曜日深夜に更新される予定です)。

https://www.fhi.no/en/op/novel-coronavirus-facts-advice/facts-and-general-advice/entry-quarantine-travel-covid19/

(参考3)色毎の入国制限措置及び自己隔離措置の基準概要等は、以下を参照ください。なお、日本は引き続き「その他の国(地域)」に指定されています。

https://www.no.emb-japan.go.jp/files/100230459.pdf

3 日本への帰国時の注意(日本の水際措置)

 引き続き、日本における水際対策は強化されており、日本入国の際には出国前72時間以内の検査証明、誓約書、スマートフォンの携行(必要なアプリの登録・利用)及び質問票の提出が求められています。また、検査証明には、厚生労働省が指定するフォーマットを可能な限りご利用いただき、出発地、経由地を含め航空機への搭乗を拒否されるなどトラブルや混乱が生じないよう以下のウェブサイトを活用の上、最新情報をご確認ください。

(参考)現在、ノルウェー外務省は、ノルウェー滞在者向けにEEA /シェンゲン協定国、英国及び「紫の国」以外へ渡航延期勧告(10月1日まで有効)を発出していますが、日本への渡航は、この勧告の対象外となっています。

厚生労働省ホームページ(水際対策に係る新たな措置について)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

○検査証明書について(よくある質問:8月25日更新)

https://www.mhlw.go.jp/content/000825073.pdf

○当館からの案内(ノルウェーにおける検査機関等の情報)

https://www.no.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00406.html

【送信元】

ノルウェー日本国大使館 領事班

電 話: (+47)2201-2900

メール: ryouji@os.mofa.go.jp

※1 「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信停止をご希望の方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。

URL: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

※2 「在留届」を提出した方で帰国、第三国に転居した方は、以下のURLで帰国又は転出届を提出してください。

URL: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login