ノルウェー政府の新型コロナウイルス対策措置(国境管理の一部変更)など(11月13日現在)

●12日、ノルウェー政府はシェンゲン・EEA各国地域との国境管理の一部変更について発表しました。

●13日、ノルウェー公衆保健研究所(FHI)は、13日時点で合計27,226人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表しました。

●常に最新の情報を収集するとともに、三密(密閉空間,密集場所,密接場面)を避け,手洗い、うがい、咳エチケットの徹底など感染予防に努めてください。

●邦人の方が新型コロナウイルスの感染・疑いがある旨診断された場合には、当館までご一報願います。

1 12日、ノルウェー政府はシェンゲン・EEA各国地域との国境管理の一部変更について発表しました。その概要は以下のとおりです。

(1)FHIが感染状況基準を満たす国及び地域の更新を行ったことを受け、12日、ノルウェー外務省はフェロー諸島フィンランドの一部地域(Central Finland Hospital District, Kanta-Hame Hospital District, Pohjois-Savo Hospital District)に対する不要不急の渡航を控えるようにとの勧告を解除しました。

同措置は、11月14日午前0時から適用されます。

※FHIトラベルアドバイスの最新情報は以下をご参照ください(但し、13日現在上記1(1)の変更は反映されていません。)。

https://www.fhi.no/en/op/novel-coronavirus-facts-advice/facts-and-general-advice/travel-advice-COVID19/

(2)ノルウェー外務省は、一部例外国・地域を除く、あらゆる不要不急の海外渡航について、これを控えるよう勧告しており、同勧告は2021年1月15日まで有効としています。

(3)詳しくは、以下の11月12日付ノルウェー外務省プレスリリースをご参照ください。

https://www.regjeringen.no/en/aktuelt/endring-i-reiserad-for-faroyene-og-omrader-i-finland/id2784666/

2 ノルウェー国内の感染状況

13日、FHIは概要以下を発表しました(以下( )内の人数は対前日比、【 】内の人数は対前週(11月6日)比)。

(1)13日時点の累計感染者数は27,226人(+723人)【+4,001人】。

その地理的内訳は以下のとおり。

アグデル県           812人(+ 14人)【+  103人】

インランデ県        1,407人(+ 16人)【+  127人】

ムーレ・オ・ロムスダール県   531人(+  6人)【+   39人】

ノールランド県         450人(+ 11人)【+  104人】

オスロ市          8,061人(+188人)【+1,005人】

ローガラン県        1,302人(+ 22人)【+  132人】

トロムソ・オ・フィンマルク県  743人(+ 19人)【+  104人】

トルンデラーグ県      1,094人(+ 20人)【+  102人】

ベストフォル・オ・テレマルク県 890人(+ 33人)【+  159人】

ヴェストラン県       4,103人(+157人)【+  749人】

ヴィーケン県        7,547人(+232人)【+1,265人】

県不明             286人(+  5人)【+  112人】

(2)13日現在の合計死亡者は294人(+3人)【+9人】。

(3)ノルウェー国内の感染状況等に係る最新情報は以下FHIホームページから確認することができます。

https://www.fhi.no/en/id/infectious-diseases/coronavirus/daily-reports/daily-reports-COVID19/

3 日本ご帰国の際の注意事項

日本においては、水際対策措置の一環として検疫の強化が引き続き行われています。

過去14日以内にノルウェーを含む上陸拒否対象国・地域に滞在歴のある日本人の方が日本に入国する場合の注意事項は以下のとおりとなります。

年末年始などに日本への一時帰国等をご検討されている場合には、十分ご留意ください。

(1)空港検疫所において新型コロナウイルスの検査を受けること

(2)検査結果が出るまで、原則、空港内のスペース又は検疫所が指定した施設等で待機すること

※到着から検査結果判明まで1〜3時間程度ですが、再検査をするなど状況によっては到着の翌日に判明する場合があり、その後、入国の手続きになります。

(3)検疫所長が指定する場所(自宅など)で入国(検体採取日)の次の日から起算して14日間待機する滞在場所を確保すること

※検疫における新型コロナウイルスの検査結果が陰性でも、入国の次の日から起算して14日間は、ご自身で確保した滞在場所で待機することが要請され、保健所等による健康確認の対象となります。

(4)到着する空港等から、その滞在場所まで公共通機関(電車、バス、タクシー、国内航空便など)を使用せずに移動する手段を確保すること

(5)入国後に待機する滞在場所と、空港等から移動する手段を検疫所に登録すること

(6)詳しくは、厚生労働省の以下ホームページをご参照ください。

水際対策の抜本的強化に関するQ&A:

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

(7)なお、ノルウェー人を含む外国人の日本入国については、以下当館ホームページをご参照ください。

https://www.no.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00035.html

【問い合わせ先】

ノルウェー日本国大使館 領事班

電話:(+47)2201-2900

メール: ryouji@os.mofa.go.jp

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信停止をご希望の方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。

URL: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

※「在留届」を提出した方で帰国、第三国に転居した方は、以下のURLで帰国又は転出届を提出してください。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login