サウジアラビアにおける新型コロナウイルス対策(7月3日)(訂正)

エチオピアアラブ首長国連邦ベトナム等からの入国停止

7月3日付サウジ国営通信(SPA)は、新型コロナウイルスパンデミック発生が継続し、新変異株が拡大していることを踏まえ、サウジ内務省アラブ首長国連邦エチオピアベトナムからの入国の停止と、これら3か国との間でのフライトの一時停止等の措置を新たに決定したことを公表しています。

1 サウジ国民は、当局から事前に許可を得ることなく、エチオピアアラブ首長国連邦及びベトナムに直行で又は経由地を通じて渡航することが新たに禁止される。

2 また、エチオピアアラブ首長国連邦ベトナム及びアフガニスタンからの入国が新たに停止される。ただし、これらの入国停止対象国と、引き続き入国が停止されている9か国(以前に発表された国(注:アルゼンチン、インドネシア、ブラジル、パキスタン、トルコ、南アフリカレバノン、エジプト、インド)以外の国々に14日間の滞在歴のある非サウジ国民を除く。

3 エチオピアアラブ首長国連邦及びベトナムを含む渡航禁止国(注)とのフライトを一時停止する。また、これらの渡航禁止国から来る全ての者に対し指定施設での隔離(institutional quarantine)を実施する。

(注)サウジ国民に対しては、当局の事前の許可を得ることなく、リビア、シリア、レバノン、イエメン、イラン、トルコ、アルメニアソマリアコンゴ民主共和国アフガニスタンベネズエラ、ベラルース、インドその他パンデミックの状況が不安定な国々に渡航することが禁止されています。

4 フライトの一時停止措置は、7月4日午後11時から実施される。内務省は、渡航が許可されている国への渡航を希望するサウジ国民に対し、ウイルス蔓延地域への渡航は避けるよう注意喚起するとともに、全ての予防措置に従うよう呼びかける。

(参考)

https://www.spa.gov.sa/viewfullstory.php?lang=en&newsid=2249496#2249496

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