新型コロナウイルス対策(公衆衛生省記者会見ポイント:28日)

ベルギーにお住まいの皆様、及びたびレジ登録者の皆様へ

28日11時の公衆衛生省定例記者会見概要(仏語部分 (Yves Van Laethem連邦間広報官)、感染状況のみ)を以下のとおり報告いたします。

(参考アドレス:ベルギー公衆衛生省による記者会見動画)

https://www.info-coronavirus.be/en/live-pressconferences/   

【冒頭】

●12/25に我々はコロナ伝染拡大の峠を越えた。というのも、この時点より各数値が再び減少し始めたため。

●感染者数は速いペースで減少している。この点に関しては慎重でなければならない。なぜならば、現在、休暇期間ゆえ、感染検査を受ける人の数がおそらく少ないため。

●新規入院者数及び死亡者数もよりゆっくり減少している。

【新規感染者】

●ここ7日間の1日当たり平均感染者数は2,171名で、前週と比較して15%減少。この減少は、全ての年齢層及び全地域・州において見られる。この傾向はまた、現在の休暇期間中の、特に若年層における、より少ない感染検査数と関連している。幸いなことに、感染検査数が少ないにも拘わらず、感染検査における陽性率も非常に緩やかではあるが下がり続けている。これは好ましい兆候である。

●陽性者の年齢別グループの分布は相対的に安定している。全ての年齢層において、全般的に感染者数は減少している。感染者数がより多いのは常に、20〜60歳の労働人口においてである。より多くの減少が見られるのは、10歳未満の最幼齢層で33%減、そして80歳以上の最高齢層で25%減となっている。

●この減少は国全体で見られ、ブリュッセル首都圏地域では7%減、ワロン地域では11%減、フランダース地域では19%減となっている。州毎に見ると、最も減少率が高いのはリュクサンブール州で30%減、次にアントワープ州で23%減。逆に最も低いのはリンブルフ州で4%減となっている。

●絶対数に関しては、常にアントワープ州で感染者数が最も多く、ここ最近の1日当たり平均感染者数は359名。その次が東・西フランダース州の2州となっている。

【新規入院者】

●入院者数に関しても減少し続けており、ここ7日間での1日当たり平均人数は160名、前週と比較して11%減少。このペースを維持すれば、2月中旬頃には1日当たり平均人数は75名まで下がると考えられる。

●他方、いくつかの州では、入院者数は増加しており、東フランダース州、リンブルフ州、フラームス・ブラバント州等の蘭語圏の州で増加している他、ブラバン・ワロン州でも微増となっている。

●現在の入院者数は2,362名、うち492名が集中治療患者であり、このうち70%において人工呼吸器等が必要。これは大きな割合である。これらの患者の多くは長期間入院し、多くの治療を必要としている。このことが、集中治療患者の減少ペースが鈍いままである点を説明しているが、幸いなことに、減少の方向にとどまっている。総入院者数は前週と比較して8%減となっている。

【死亡者】

●死亡者数に関しても同様に減少しており、1日当たり平均85名、前週と比較して13%減となっている。

【その他】

●次回の記者会見は12/30(水)11時予定。

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