○ポイント
●23日午前0時から24日午前0時にかけて、新たな感染者数は合計2,040名、累計感染者数は111,967名です。
●入国制限措置に変更があります。詳しくは本文をご確認ください。
●国内制限措置の変更と延長があります。詳しくは本文をご確認ください。
●感染拡大が続いており、新規感染者数や死亡者数が多くなっています。引き続き、最新情報を入手し、感染予防に努めて下さい。
○本文
1 感染者数関連情報
23日午前0時から24日午前0時の新規感染者数は2,040名、現在の入院者数1,189名、集中治療室収容者数210名です。関係当局によれば、これまで計640,904名を検査し、計111,967名の感染が確認されています。死亡者数は25名増加し、計2,485名です。
(地域別感染者数(23日から本日までの増加人数))
スロベニア中心部 :26,660(+398)レッド
ドレンスカ・ベラクライナ地方 : 8,768(+214)レッド
サヴィンスカ地方 :15,550(+347)レッド
ポドラウスカ地方 :17,540(+380)レッド
ゴレンスカ地方 :12,931(+146)レッド
ポムルスカ地方 : 8,279(+128)レッド
オバルノ・クラシュカ地方 : 3,514 (+65)レッド
ゴリシュカ地方 : 4,036 (+72)レッド
コロシュカ地方 : 4,743 (+78)レッド
プリモルスコ・ノトランスカ地方: 2,358 (+32)レッド
ポサウスカ地方 : 4,143(+132)レッド
ザサウスカ地方 : 2,910 (+58)レッド
その他調査中 : 535 (+26)
(内数名が外国人と報じられています。)
※(地域別感染者数:出典)COVID-19トラッカーSledilnik
https://covid-19.sledilnik.org/sl/stats
2 入国制限措置の変更について
(1)往来国リストについて
スロベニア政府は、昨23日、往来自由(グリーン)国及びオレンジ(グリーン及びレッド以外の国)国のリスト策定を廃止し、今後は疫学的状況の悪化している往来制限(レッド)国のリストのみを策定する旨決定しました。レッド国から入国する者は、引き続き10日間の自主隔離または新型コロナウイルスの陰性証明が求められます。また、自主隔離を免除するための陰性証明に関し、EUまたはシェンゲン国で24時間以内に発効されたPCR検査による陰性証明のみを認めることとしました。
なお、レッド国以外からの入国に際しては、陰性証明の提示及び自主隔離が求められることはありません。
改訂後のレッドリストは、下記のスロベニア政府HPよりご確認ください。日本は引き続きレッドリストには掲載されておりません。
https://www.gov.si/novice/2020-12-23-149-dopisna-seja-vlade-republike-slovenije/
(2)自主隔離免除事項の変更
スロベニア政府は、昨23日、レッド国から入国する際の自主隔離免除事項を7つまで縮小しました。新たな自主隔離免除事項は以下の通りです。主な変更点は、「緊急の商用目的の訪問」が削除された点です。
1)EUまたはシェンゲン国で勤務する越境労働者(14時間以内に戻ることを条件)
2)国際輸送を専門にする運転手
3)商品や乗客を専門に輸する運転手で、8時間以内にスロベニアを出国する者
4)トランジット目的で、入国時点から6時間以内にスロベニアを出国する者
5)外国捜査当局関係者(警察または司法当局)で、業務執行後直ちにスロベニアを出国する者
6)救急隊員によって国内に移送された者
7)外交旅券保持者
3 国内制限措置の一部変更と延長について
スロベニア政府は昨23日、国内制限措置の変更と延長に関わる政令を発布しました。
(1)運転及び車両分野における商品販売及びサービス提供の一時的な禁止に関する政令についての変更及び延長
(期限:明年1月1日24時まで)
これまで12月25日迄に有効期限が切れる運転免許証の有効期限が明年2月28日まで延長されるとされていましたが、12月25日以降1月1日までに有効期限が切れるものについても明年2月28日まで有効期限が延長されます。
(2)大学を含む教育機関での集会・集まりの一時的な禁止に関する政令の延長
(期限:明年1月3日24時まで)
−幼稚園、小中学校、大学等を含む教育機関の閉鎖及びリモート学習への切替(緊急を要する保育、学生寮の使用等の例外あり)
(3)国内の旅客輸送の一時的な制限及び輸送方法に関する政令の変更と延長
(期限:なし)
昨23日までで政令の期限が切れましたが、本24日より、国立公衆衛生研究所による新型コロナウイルス感染症予防のための推奨事項に準拠するという条件の下で、国内の公共交通サービス(タクシー、バス、電車)が許可されることになりました。
12月31日までは、緊急事態を除くケーブルカーの運用は禁止されていますが、明年1月1日より、スキー場におけるケーブルカーの利用については、オペレーターが乗車口等で利用者に対しての簡易COVID-19抗原検査を実施ことを条件として、運用が許可されます。スキー場及びケーブルカーの利用者(両親に同伴される12歳未満の子ども同様に)が、スロベニア国内で24時間以内に実施された検査の陰性証明を提出した場合も利用が可能です。
(4)人々の移動と集会・集まりの一時的な制限に関する政令の変更
(期限:明年1月4日24時まで)
下記の制限については引き続き有効ですが、地方自治体間の移動禁止の例外として、明日25日より、家族等生計を共にする者が、レクリエーションスポーツおよび野外活動の目的で、自宅のある地域(statistical resion, statisticna regija)内に限定して、自治体(municiparity, obcina)間を移動することが許可されます。
−家族等生計を共にする者との集まり・集会以外は、レセプションや結婚式等を含め、全て不可
−夜間(午後9時〜午前6時)の移動禁止(緊急の活動等、例外あり)
【参考情報】
1.新型コロナウイルス感染症に関連する各種問い合わせ先について
スロベニア政府はホームページで、以下の連絡先について紹介しておりますので、共有いたします。
(1)自主隔離(自己検疫)に関連する情報は、下記の保健省の連絡先から入手できます。
電話番号:+386 (0)1 478 68 48 (8時30分から15時30分まで)
メール:karantena.mz@gov.si
(2)健康に関する推奨事項と指示については、国立公衆衛生研究所にご連絡ください。また、国立衛生研究所のウェブページからも確認できます。
電話番号:+386 (0)1 2441 729
(3)国境通過に関する質問については、下記の警察のコールセンター(新型コロナウイルス関連の情報提供)もしくは、メールでお問い合わせください。
電話番号:+386 (0)1 514 70 01
メール:info.koronavirus@policija.si
(4)領事に関連する質問については、スロベニア外務省にお問い合わせください。
電話番号:+386 (0)1 478 20 10
2.外務省海外安全ホームページ
本サイトでは、各国・地域での新型コロナウイルスの発生状況、新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)等の情報を掲載しています。
3.たびレジ簡易登録
本サービスは、メールアドレスとメール配信を希望する国・地域を選択するだけで、当該在外公館から領事メールを受信することが出来ます。ぜひご活用下さい。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/register
4.スロベニア国立公衆衛生局は、国内状況や感染予防の方法等について公開しています。
(主にスロベニア語)
5.新型コロナウイルス感染症に備えて 〜一人ひとりができる対策を知っておこう〜(首相官邸)
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
6.新型コロナウイルス感染症に関する情報について(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
7.リュブリャナ空港ホームページ
https://www.fraport-slovenija.si/en/Main
8.スロベニア政府の下記のツイッターアカウント等で、随時情報発信が行われておりますので、こちらもご確認ください。
●政府(英語):https://twitter.com/govslovenia
●政府(スロベニア語):https://twitter.com/vladars
(英語版と若干内容が異なります。)
●外務省:https://twitter.com/mzzrs
(主にスロベニア語)
●保健省:https://twitter.com/minzdravje
(主にスロベニア語)
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Trg republike 3/XI, 1000 Ljubljana
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