ＡＣＴにおける１２月２日からの制限措置の緩和（ステージ４への移行）（１１月２６日発表）（COVID-19関連）

【ポイント】

●１１月２６日、ＡＣＴ政府は、１２月２日（水）から、制限措置の緩和（ステージ４への移行）を実施する旨発表しました。

【本文】

１　１１月２６日、ＡＣＴ政府は、１２月２日（水）から、制限措置の緩和（ステージ４への移行）を実施する旨発表しました。発表文は下記から参照ください。

https://www.covid19.act.gov.au/news-articles/act-to-move-to-stage-4-of-canberras-recovery-plan

２　ＡＣＴ政府が発表した制限措置の緩和内容の概要は以下のとおりです。詳細及び原文は下記リンク先からご確認ください。

https://www.covid19.act.gov.au/what-you-can-do/faqs-changes-to-restrictions

（１）変更の概要

・企業やレストランなどの会場で、２５人以上の集まりを希望する場合は、Check In CBRアプリを使用して、来場者の連絡先の詳細を収集することを条件に、屋内と屋外の両方のスペースで２平米当たりに１人のルールを適用することができる。適用を希望する会場は、２０２０年１２月１６日までに、この要件を満たすためにCheck In CBRに登録する必要がある。

・Check In CBRアプリの使用を希望しない場合は、ステップ３．２の規定を継続する必要がある。すなわち、屋内の使用可能スペース４平米あたりに１人、屋外の使用可能スペース２平米あたりに１人のルールが適用される。

・ COVID Safe Event Protocolを通じた申請により、最大８，０００人までのイベントや集会が例外として認められる可能性がある。なお、全ての５００人を超える集会の開催には、例外適用が必要。

・大規模な屋内のパフォーマンス会場（劇場やアリーナなどの前向きで階段状の座席がある施設）では、特定のイベントごとにCOVID Safe Planを策定すれば、最大収容人数の６５％、最大１，５００人までのイベント（チケット制で着席するもの）の開催が可能。

・常設の階段状の座席とスタンドを備え、壁等により囲まれている屋外の会場は、特定のイベントごとにCOVID Safe Planを策定すれば、最大６５％の収容人数、最大１，５００人までの収容が可能。

・ＧＩＯスタジアムとマヌカ・オーバルは、特定のイベントごとに、適切なCOVID Safe Planを策定することで、最大収容人数の６５％の入場が可能。

・映画館では、Check in CBRアプリを使用して利用者の連絡先の詳細を収集する場合、各館の６５％までの収容人数（新しい集会規則に従う）、最大５００人までのチケットを販売でる。Check in CBRアプリを使用しない場合は、ステップ３．２の規程である５０％の収容人数の規定を引き続き適用する必要がある。

・利用客は、屋内でアルコールを消費する場合、着席しなければならない。

（２）会場における収容人数に関する規則

・オプション１：会場全体でスタッフを除き２５人まで収容可能。

・オプション２：Check in CBRアプリを使用する場合、屋内、屋外を問わず、利用可能なスペースにおいて、２平米当たりに１人のルールが適用され、最大５００人まで収容可能（スタッフを除く）。

・オプション３：Check in CBRアプリを使用しない場合、屋内では、使用可能なスペース４平米当たりに１人のルールが適用され、屋外では、使用可能なスペース２平米当たりに１人のルールが適用され最大５００人まで収容可能（スタッフは除く）。

・上記何れの場合でも、それぞれの施設に法令で義務づけられている収容人数を超えてはならない。

（３）今までと変わらないこと

・世帯の集まりに制限はない。

・全ての集会は、５００人まで収容が可能。５００人を超える場合は、COVID Safe Event Protocolを通じた申請が必要。

・屋外では、立ったままでの飲食が可能。屋内では、アルコールを消費する場合は、着席しなければならない。

・会場の一時的なレイアウトの変更は不可能。

・全ての施設は、会場の入り口と、個別のスペースが存在する場合その個別のスペースの入り口に収容可能人数を明確に表示する必要がある。