サイクロンの接近による暴風雨にご注意ください(イオニア諸島、ペロポネソス半島、アッティカ半島(アテネ他)、ステレア・ギリシャ県、エヴィア島、キクラデス諸島(ミコノス、サントリーニ)、クレタ島等

 9月17日、ギリシャ市民保護省は、サイクロン(地中海熱帯低気圧)「イアノス号」の接近により、ギリシャの多くの地域が暴風雨の影響を受けるとして、注意を呼びかけており、報道もされています。

 最大瞬間風速65〜100メートルの暴風で高波のおそれもあるとのことです。

 身の危険を感じた場合は、自治体や大使館の連絡を待つことなく、速やかに避難すると共に、テレビ、ラジオまたスマートフォン等を使って最新の情報収集に努めてください。

 また、ご家族やご友人と連絡が取れない、また被害に遭われた場合は、当館領事部(下記連絡先参照)までご連絡ください。

 暴風雨の予報が出ている地域は次のとおりですが、今後進路が変わることがありますので、他の地域の方も今後の気象情報に注意してください。

1 9月17日(木):イオニア諸島(ザキンソス島、ケファロニア島イタキ島)、ペロポネソス半島西部(イリア郡、メシニア郡)

2 9月18日(金):ペロポネソス半島、ステレア・ギリシャ県、アテネのあるアッティカ県の他、エヴィア島、ミコノス島やサントリーニ島のあるキクラデス諸島

3 9月19日(土):クレタ島

4 ギリシャ市民保護省は、特にザキンソス島、ケファロニア島イタキ島、メシニア、アハイア、アルカディア、アルゴリダ、ビオティア、エトロカルナニア、フォキダ、アッティカエビア島の住民に対し、以下のとおり注意を呼びかけています。

(1)過去に洪水等の水害があった地域、または海岸や河川の近くの居住者は、住宅の地下室の使用は避け、9月18日(金)から9月19日(土)までの間は、親戚、友人・知人宅に避難することを推奨する。

(2)不要不急の外出を避け、住宅のドアや窓は密閉し、雨量が急増する場合は住宅の上階に移動する。

(3)道路が冠水する場合は、自家用車は使用しない。徒歩による外出も極力しない。

(4)落雷の危険があるため、屋外の作業は控える。

(5)電柱や樹木が倒れたり、看板等大きな物が飛んでくることがあるので十分気をつける。

ギリシャ日本国大使館(領事部)

Embassy of Japan in Greece

46, Ethnikis Antistasseos St. , 152 31 Halandri

TEL : 210-670-9910, 9911

FAX : 210-670-9981

H P : http://www.gr.emb-japan.go.jp

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