ギリシャ気候危機・市民防災省によれば、悪天候「EVA」により、5日(土)の朝から6日(日)の夕方にかけて、全国の大部分で豪雨、強風、落雷等の危険な気象現象が見込まれています。
1 現時点で、特に悪天候が見込まれているのは、以下の地域です。
■11月5日(土)
(1)朝から:イオニア諸島北部、イピロス
(2)正午から:イオニア諸島南部、中央ギリシャ西部、ペロポネソス西部
(3)夕方から:ペロポネソス東部、中央ギリシャ中部、テッサリア東部、西マケドニア、中央マケドニア
(4)夜間:中央ギリシャ東部、アッティカ県、テッサリア、エヴィア島
■11月6日(日)
(1)朝から:本土(トラキアを除く)、イオニア諸島、キクラデス諸島、クレタ島、スポラデス諸島
(2)正午から:ドデカニサ諸島
※特に西マケドニアと中央マケドニア、テッサリア東部、スポラデス諸島での悪天候が見込まれています(5日及び6日)。
※アッティカ県は、5日夕方から6日正午頃まで断続的に影響を受けるとされています。
2 同省は必要に応じて地域別に「112番」から携帯電話への緊急メッセージを送信するとしています。また、この悪天候に対し、以下の内容を呼びかけています。
・テレビ、ラジオ等を通じて最新情報の入手に努め、当局の指示に従う。
・悪天候の際には、不要不急の外出を一切控える。
・海域・沿岸部での活動は避ける。
・過去に洪水・浸水があった地域では、地下やグランドフロアに留まらない。緊急時は家の高層階に避難する。
・氾濫した沢や道路は、車でも徒歩でも一切横断しないこと。
・強風の際は、大きな木や標識等、倒れたり、落下の危険性のあるものに近づかない。
・落雷の際は、室内では電気機器に触れない。屋外では木々の下に留まらず、車中に避難する。屋外の平地で頭髪等が逆立つ感覚があるときは、金属のアクセサリーは外し、その場に深くしゃがむか、伏せる。
・危険な時は、「112番」(緊急サービスに繋がる欧州共通緊急番号)、または「100番」(ギリシャ警察)、「199番」(ギリシャ消防庁)、「166番」(ギリシャ救急救命)に連絡する。
3 皆様方におかれましては、引き続き最新情報にご留意の上、安全の確保に努めてください。
(参考サイト)
●ギリシャ気候危機・市民防災省
https://www.civilprotection.gr/el
在ギリシャ日本国大使館 領事部
Embassy of Japan in Greece
46, Ethnikis Antistasseos St. , 152 31 Halandri
TEL : 210-670-9910,9911 FAX : 210-670-9981
HP : http://www.gr.emb-japan.go.jp
e-mail : consular@at.mofa.go.jp